Google王手か? MySpace、Bebo、SixApartがGoogle OpenSocialに参加(確認ずみ)
by Michael Arrington on 2007年11月2日

ソーシャルネットワーキングの勢力争いにおいて、Googleはこつ然と現れて、Facebookに王手をかけたと言えるかもしれない。

MySpaceとSix Apartは、GoogleのOpenSocialイニシアティブ参加を発表予定。「Silicon Alley Insider」は今日(米国時間11/1)これまでにMySpace参加の噂についても伝えている。われわれは、この点とSix Apart参加についても独自の情報筋から確認している。以下のアップデートによれば、GoogleはBeboの参加についても認めたようだ。

Googleは、本日これから発表を行う見込み。MySpaceとSix ApartのOrkut参加、それにSalesforce、LinkedIn、Ning、Hi5、Plaxo、Friendster、Viadeo、OracleがGoogleパートナーとして発表されるようだ。最近明らかにされたMySpaceのプラットフォームに関して、MySpaceが今後も独自に競争していくのかどうかについてはまだ何も明らかにされていない。しかし、おそらく答えはイエスだろう。彼らは、両方の方針を進めていくだろう(アップデート:以下参照)。

ここ数日内で突如として、ソーシャルネットワーク界全体がFacebookに対抗すると発表、このような大勝負でGoogleが先陣をつとめているような様子になってきた。

アップデート(12:30アメリカ西海岸時間) Googleの報道機関向け電話会議に参加。5:30 pm(アメリカ西海岸時間)まで報道を差し控えるようにとのことだったが、12:30(アメリカ西海岸時間、つまり今だ)に時間を早めた。プレスリリースはこれから、今夕に発表される。私のメモは以下のとおり。:

電話会議中、GoogleのCEO Eric Schmidtは「われわれは、MySpaceと本件について内密ながら一年以上も検討してきた」と述べた(一年前に発表された広告契約の件を指しているものと思われる)。

MySpaceは、同サイトの新プラットフォーム における取り組みではOpenSocialを全面的に重視していくつもりだと発言。

プレスリリースでOpenSocialパートナーとして発表される予定のサービスは次のとおり。Engage.com、Friendster、hi5、Hyves、imeem、LinkedIn、Ning、Oracle、orkut、Plaxo、Salesforce.com、Six Apart、Tianji、Viadeo、XING。

MySpace上でOpenSocial API利用によるFlixsterアプリを確認したところだ。同アプリの制作に一日かからなかった、とFlixsterは話している。スクリーンショットを以下に貼付けておこう。

ここでの大きな疑問というのは、FacebookはOpenSocial参加を強いられるようなことになるだろうか?だ。Googleは「みんな」と話し合っているという。Facebookにとっては重大な戦略方針に関わる決断となるだろう。そして、もしかしたらこの同盟に参加する以外の選択肢というのはあまり残されていないのかもしれない。

BeboもOpenSocialに参加。

Flixster/MySpaceスクリーンショット:



[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/facebook-your-move/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Facebook―さて、キミの番だ

    [...] マイクはちょっと気が早すぎる。 GoogleのOpenSocialプラットフォームの上に反Facebook包囲網が急速に築かれつつあるのは事実だが、チェックメイト〔詰み〕 を宣言するにはまだ早い。まだこれはデベロッパーのレベルの話題であり、OpenSocialが発表されたからといってエンドユーザーの行動が一朝にして変わるというものではない。Facebookはユーザーの間に依然として従来どおりの人気の勢いを(したがってユーザーの動向を追うデベロッパーの人気も)保っている。FacebookはOpenSocialのリリースの影響がどうなるか見極める時間がある。しかし、あまり長く待っているわけにはいかないだろう。Facebookにとって最高の対応は、マイクも示唆したとおり、OpenSocial陣営に加わってしまうことだ。(Googleは招待していないそうだが)。参加しなければ、FacebookはSNS界のApple(という意味は1980年代のApple―常にWindowsよりも先進的で快適な使い勝手の製品を提供していたにもかかわらず、アプリケーションを集める勢いを失っていった)になってしまう危険性がある。なぜなら、OpenSocialでアプリケーションを開発する方が容易なら、そしてひとたびOpenSocial規格でアプリケーションを開発すればOpenSocial陣営のどのサイト(いまやMySpaceが加わった)でも作動するなら、ほとんどのデベロッパーがOpenSocialとFacebookの両方のバージョンを開発することになるだろう。そしてOpenSocialのアプリケーションのほうが機能が多くて、人気を集めるようであれば、Facebook版の開発の優先順位を下げることにもなりかねない。(たとえばOpenSocialではアプリケーションは参加サイトのプロフィール・ページでも完全に作動するが、Facebookの場合はプロフィール・ページでの作動に強い制限がかかっている)。SNSのプラットフォーム化という動きを始めたのはFacebookであるかもしれないが、後発のOpenSocialが急速にデベロッパーの支持を集めるようになる可能性は十分にある。DIYタイプのソーシャル・ネットワークのスタートアップNingのファウンダー、Marc Andreesenは反Facebook陣営のメンバーだが、こう評している。Open Socialは、 あらゆるSNSコンテナ(ホスト)側にもデベロッパー側にも等しくオープンかつ互換性のある方法でアプリケーションを開発できる手段を与えることで、 Facebookが長期にわたってデベロッパーを独自規格内に囲い込むのを不可能にする。デベロッパーは容易にFacebookとOpen Socialの双方にアプリケーションを書くことできるし、実際そうするだろう。〔OpenSocialには〕1億人以上のユーザーという立派な理由があるのだ。Facebookの立場では、おそらく独自規格による囲い込みを維持したいと考えているだろう。だからOpenSocialの発表は不愉快かもしれない。しかし、Facebookにとって悪いことばかりではないのだ。なぜかというと、現在起きている事態の本質の重要な部分は、市場の拡大だからだ。OpenSocialは間違いなくこの市場拡大を加速する。これはFacebookにも結局利益になる。最後に、Facebookはいつでもその気になれば容易にOpen Socialをサポートできるという点に注意すべきだろう。 彼らはすぐには参加を決断しないかもしれない。しかし、Facebook向けアプリケーションを開発していないOpenSocialデベロパーを取り込めるのだから、長期的には、そうせざるを得ないことは明白だ。comScoreのデータによると(表参照)、MySpaceだけで9月に世界で1億700万のユニーク訪問者がある(これに対してFacebookは7350万)ので、「1億人以上の立派な理由」は「2億人以上」に訂正しなければならない。さらにSix Apartが3900万、Hi5が3500万、Bebo が2000万の訪問者がある。もちろん部分的に重複はあるだろうが、概要はつかめるだろう。OpenSocialに参加するのがFacebookにとってはもっとも賢い戦略だ。ことにFacebookがソーシャル・アプリケーションの中心的な広告媒体を目指すならなおさらそうだ。FacebookがOpenSocialをサポートすればFacebookデベロッパーが自分たちのアプリケーションを他のSNS向けに書き換えるのが非常に容易になる。そうしてそのアプリケーションにFacebookを通じた広告が出稿されるのだ。見やすい道理だ。こうなればそれこそ「チェックメイト」である。[原文へ] [...]

  • http://www.askaze.com/2007/11/07/259 アスカゼ

    Googleはまさに黒船だ…

    人類が使う全ての情報を集め整理すると言う壮大な目的をもって設立されたGoogle。情報検索から始まったサービスはその対象範囲を1歩ずつ、しかし確実に広げている。遂には鎖国体質のSN…

  • http://jp.techcrunch.com/archives/stanford-students-present-facebook-apps-to-class/ TechCrunch Japanese アーカイブ » スタンフォード大の学生が授業で作ったFacebookアプリ拝見

    [...] もちろんこのクラスの存在は今となってはやや皮肉で、今日はグーグル新同盟OpenSocialのニュースが続々出ているのだけど、あちらはベーシックなHTMLとJavaScriptのスキルさえあればアプリは書ける。が、Facebookでは開発者は新たにFBMLというマークアップ言語を習得しなくてはならない。この習得もクラスで求められているポイントだ。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/imeem-makes-its-own-platform-play-for-music-apps-whos-opensocial/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Imeem、音楽アプリのためのプラットフォームを公開

    [...] OpenSocialの登場で、SNSアプリは一度書くだけでどのサイトでも使えるようになり、デベロッパーの仕事が楽になると思った人は、考え直したほうがいいかもしれない。新たな分裂が登場している。今夜、成長中の音楽SNS、 imeem(OpenSocialのオリジナル・メンバーでもある)は、imeem上のアプリケーションを開発するプログラマーのために独自のソフトウェア開発キットをリリースする。しかしimeemはOpenSocialを捨てたわけではない。が、新しいimeemi Media Platformを使えば、ずっとクールなアプリを開発できるという。でも心配はいらない。OpenSocialのサポートも「近日登場」とのことだ。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20080508myspace-embraces-data-portability-partners-with-yahoo-ebay-and-twitter/ TechCrunch Japanese アーカイブ » MySpace、DataPortabilityを採用:Yahoo、Ebay、Twitterとのデータ共有へ

    [...] MySpaceはGoogleのOpenSocialプロジェクトのパートナーでもある。しかしOpenSocialはData Availabilityのフレームワークとは無関係にできている。MySpaceはOpen Socialにおけるデータ共有についてのAPIが開発され公開されれば、それらをフレームワークに取り込んで行くとのことだ。 [...]