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2007年12月15日

ウェブからリアルの人間を1時間操り人形にできる生中継「Mod My Life」

Mark Hendrickson

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こんな面白いサイトは本当に久々だ。「Mod My Life」は、JustinTVが開拓した“ライフキャスティング”という発想に一捻り加えたサービス。JustinTVでは何十人という人たちの生活を生で覗き見しながら気に入ったら一緒にチャットが楽しめるが、これに対し「Mod My Life」では誰かの人生を1回1時間という枠で眺めながら、サイトからアレコレ注文をつけることができる。

「人生」はカギ括弧の注釈つき…というのも実はただ役者が演じているだけなのだ。出演は俳優、即席アーティスト、お笑い芸人など。ネットで演技を見守る視聴者のために、自分の行動のコントロールを無償で放棄してくれた人たちだ。

サイトはこの月曜ニューヨーク・ビデオ・ミートアップ会場でパブリックベータが公開となった。まだ1日に1、2回の生中継しかない。この生中継のことをサイトでは「モッドキャスト(改造生中継)」と呼んでいる。次回放送は東海岸時間午後8時開始。

で、昨晩さっそくモッドキャストを座って見てみたのだが、このモッドスターがすごいのなんの。みんなの指示を忠実に実行する意思が堅いのには舌を巻くばかりだ。最初に見たのはウィルダー(Wilder)という名の男。モールの雑踏で雄たけびは上げるわ、サイト視聴者の無理難題の通り妙な格好してくれるわ。「ロボットやれ」と投稿してみたら、僕のスクリーン上でこの彼がリアルタイムでロボットをやり出すではないか。周囲で見守るリアルの人たちはよもやインターネットで操られているなんて夢にも思っちゃいないだろう。

あと他の人たちが出した指示では「誰か掴まえて“ねえ、癒してくれ、もうライフポイントがないんだ!”、と言え」とか、「幼子のように泣きじゃくれ。“ママいなくなっちゃった! ママどこ!”」 とかも。

携帯からモッドスターに、上から順番に指示を数分置きに伝えるのはMod My Lifeオーガナイザーの役割りだ。こちらはただ彼が指示通り実行するのを眺めているだけでいい。 映像は彼の体に括り付けた1人称のカメラと、それを外から眺める三人称のカメラの両方から流れてくる。

2番目にご登場のモッドスターは名をMicahという。ニューヨークの街角を歩きながら他人をつかまえて一緒に歌おうとねだったり、露天商に道端の露天を丸ごと売れと言ったり、タクシーの運ちゃんに「1つ先の角で降ろしてくれ」と頼んだり、やっていた。そのモッドキャストの動画セグメントは記事下に貼っておこう。ちょうど道行く他人をつかまえて、自分が10段階評価で何点か聞いてる場面だ。

共同ファウンダーAndrew Keidelによれば、サイトが今抱えている常連出演のモッドスターは20人で、いろんな国々から約100人の人たちが出演に関心を示しているそうだ。今は出演は無報酬だが将来は給与も出すようだし、1日に流すモッドキャストの数と撮影ロケーション数は今後も増加を見越している。

サイトに訪れるビジター数は大体が一度に50人を数える程度だが、サイトはスケーラビリティを念頭に構築したものだし潜在可能性としては一度に何千人が視聴しても大丈夫だ。将来は過去放送分のモッドキャストが見れるアーカイブ専用コーナーを整備し、いろんなタイプのエンベッドも取り揃えて(録画クリップとライブ 実演を他のウェブでも見れるようにする)、モッドスターのプロフィールページを作って、モッドキャストごとにテーマも設定し完全な行き当たりばったりは無くしていく方針。


[原文へ]

(翻訳:satomi)

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