「誹謗中傷のコメントも米憲法修正第一号で保護されており匿名で行う権利がある」―カリフォルニアの控訴裁判所がそんな司法判断を下した。
アメリカでは誹謗中傷のコメント主が逮捕された前例が複数ある(先日教諭が逮捕された事件は表沙汰になった唯一のケース)。他の裁判所では聴聞会も開いているが、そうした動きとは逆の判断となった。
ヤフー掲示板に投稿された誹謗中傷のコメントは10件。本来なら、攻撃を受けたフロリダの薬品サービスSFBC社COO、Lisa Krinskyさんにコメント主らを裁判所に召喚する許可が下りるはずだったが、この判決でそれは見送りに(ソース:Ars Technica)。
荒らしのコメント10件は2005年投稿された。ヤフー掲示板でSFBC経営陣を「ひどい言葉の暴力で」名指しで批判。「経営陣はおっぱい、負け犬、ペテン師の集まりだ」とやり込め、Krinskyさんが反応すると、「Lisaとfelatoin往復させてやる。太ももはデブで、医学部の学位も偽モノ、’queefs’(ワギナのおなら連発)で性器も衛生面がイマイチだがな」と応じた。
これについて裁判所はネットでも依然、名誉棄損は法律で規制されるものの、投稿された内容は「実際の事実」を主張したものではないので名誉毀損法上、取締りは不可能。よってパロディー同様、これも憲法改正第1号で保護される、との判断。
(photo credit: Richard Dawkins)
*訳注: 時期的に見てSFBCインターナショナルの汚職問題にからむ投稿かもしれません。
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(翻訳:satomi)




