「Tivo」の出現によって「テレビを[決まった]時間帯で見る」という概念が崩れつつある。オンラインビデオのオンデマンド化が進み、それに止めを刺そうとしている。「Cozmo.Tv」は、オンラインビデオの楽しみ方を、気まぐれに迷い歩きするものからパーソナライズされたものへと変え、「TV 2.0」とでもいうものを作りたがっているらしい。来週の「Always On」の場で、ここ何ヶ月かの間取り組んできた埋め込み型ビデオウィジェットを正式に発表する予定だ。このウィジェットはオンラインTVと同じように、ウィジェットパブリッシャーの設定と視聴者の好みに基づいてパーソナライズされたビデオコンツンツをストリーミングで流すというもの。
パブリッシャーは、ビデオサイトからのRSSフィードやCozmoのビデオ索引検索用のキーワードをあらかじめ設定して、ウィジェットに初期チャンネルを仕込んでおく。チャンネル設定にフィードを用いるということは、一度設定しておけば、あとは新しいコンテンツが出てきたらチャンネルに加えるだけでよく、ウィジェットの設定はいじらずにすむということ。ローンチ当初はYouTubeとBlip.tvのビデオがインデックスされるだけだが、Goolge VideoやMySpace、Brightcove、Break.comらも加えられる予定だ。行く行くは、Cozmoがパブリッシャーのブログやプロフィールページ(ウィジェットが置かれるのは主にこういう場所)を解析して、内容に即したチャンネルをウィジェットに仕込めるようになる。下に置いたウィジェットはCBSのYouTubeビデオクリップや、YouTubeで仔猫を検索した時に出てくるビデオのチャンネルなどを取ってくるように設定されている。
視聴者の側では、ウィジェットで見たチャンネルや番組に評価をつけられる。サインインしていれば、評価をつける様子をCozmoが分析して、同じような趣向のユーザーの履歴や地域、年令情報などを基におススメの番組を教えてくれる。
Cozmoとしてはいずれサービスの規模を拡大して、バイラルビデオサイトよりも一歩先に進めたいと考えている。現在でも毎月25,000のユニークユーザーがいるが、今後はこのウィジェットを主たる配信方式にしていくつもりだ。ウィジェットはCozmoの全番組をまとめて取り込むかたちで作られていて、ユーザーはサインアップしてアカウントを作り、今のプレーヤー用のコードを取ってきたり、自分用に作ることもできる。
願わくば、ウィジェットプレーヤーのネットワークが出来あがったあとは、コンテンツ作者たちの直接配信のパートナー役をやってくれるとよい。そうなればコンテンツの作者とアフィリエートは、プレーヤー上でのコンテキスト広告やすきま広告の収益を分け合うことができる。
読者の中でオンラインビデオチャンネルに興味のある人に試してほしいのは、SplashCastのRSSベースのマルチメディアプレーヤーや、MeeVeeのパーソナライズオンライビデオガイド、Blinkxの「Blinkx It」ウィジェット、そしてもちろんJoostだ。
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