Dekoh、アプリ用ウェブデスクトップ・プラットフォームを展開中
by Ryan Stewart on 2007年2月24日

San Joseに拠点を置く企業Pramatiが、Dekohのサービスについて今週発表し、僕はアプリケーションを見てみる機会を得た。Dekohの目標はウェブとデスクトップを融合し、プラットフォーム上でのアプリケーション制作機能をディベロッパーに提供することだ。これらのアプリはネットワーク上のどこでも共有、実装可能。非常に高度な目標だし、ApolloやWPFといった柔軟性に富むデスクトップアプリが存在することや、YourMinisやNetvibesなどすでに定着し確固とした地位を築いたサービスが同様のサービスを提供するということも可能だ。はたしてDekohがこれらのサービスに対抗できるのかどうかという点については定かではない。

以上を述べた上でだが、Dekohには、他のサービスにはないものが、確固として存在する。Javaによって構築されており、組み込みウェブサーバーのおかげで、オンライン、オフラインともシームレスに開発可能。保守性について尋ねたところ、CEOのVijay Pullerは、ポートは設定済みのため、ローカルマシンのみがブラウズ可能だと話してくれた。ユーザーは、アカウント作成時に、ユーザー名.dekoh.comというかたちのDekohポータルを入手。友だちを追加、アプリのインストールそれにデスクトップ共有などに利用できる。ソーシャル・ネットワーキングの要素をwebtop分野に加え、面白いひねりを効かせたもの。私が見たサンプルでは、ユーザーは写真の共有、あるいはゲームをプレイするために友だちを招待したり、といったことも可能だ。

プラットフォームの持つ一番の強みは、アプリケーション制作、実装する機能。現在、アプリケーションの数は少ないが、サービスのリリース時には、より多数のアプリ制作プランがあるものと確信している。もっとも面白みと厚みがあるのは写真アプリだろう。Dekohでの友だちシステムと組み合わされているため、Dekohにおける友だちと写真を共有、写真のカテゴリーを管理できる。この分野が最も有望だろうと考える一方、ディベロッパーたちがサービスを好きになり、利用するだろうか、とも思う。アプリはJavaScriptとHTMLで構築可能だから、既存のアプリをポートするのは問題にならないだろう。しかし、Dekohはユーザー確保の為の留め金を見いだし、ディベロッパーが(ポートを)実行に移すことに興味を持つように仕向ける必要がある。現在の段階では、ユーザーにとって面白いアプリを制作するディベロッパー中心のプラットフォームのようだが、他のサービスで同様のことがより巧みに実現されている。最初に乗り換えするというリスクを負うつもりのある人たちには、チェックしてみる価値があるかもしれない。また、Dekohユーザー以外にも提供する計画のウィジェット・プラットフォームを構築中。タグクラウド・ウィジェットはかなりクールだという印象を持った。

結局のところ、Dekohはウィジェット、webtop、オンライン/オフラインのアクセス、それに自家製のアプリとかなり広い範囲をカバーしようとしている。理想的なソリューションとしては、これら全てが成功することが必要だ。しかし、私は、現存のより自由なかたちのソリューションが最終的には成功するのではないかという考え方に傾いている。しかし、Dekohに生産性アプリケーションを放り込めば、オフィスでも機内でも動作するすばらしいイントラネットポータルを手に入れることも可能だ。全ては、ディベロッパーをプラットフォームに取り込めるかどうかにある。そして、Dekohは、その実現に向けディベロッパー対象のポータルサイトdekoh.orgをオープンしている。

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