ひとつ前の記事でマイケルが、「モバイル技術の未来」を語るダボス会議のパネルに参加した携帯電話会社CEOとフォーチュン500の優良企業エグゼキュティブたちのコメントとして「モバイル広告収入の将来見通しは暗い」と書いたが、そんな辛気臭い評価はどこ吹く風で、モバイル広告関連のスタートアップ各社には立ち上げ初期段階の投資マネーが流入し続けている。
今週1週間だけでも編集部には、モバイル広告ネットワークの新規VCマネー調達の発表が2、3本も入っている。水曜にはAd Infuseがソフトバンク・キャピタルなどから$12B(1200万ドル)調達したし、来週には$6M(600万ドル)の投資ニュースも別件で入る予定だ。
さらにイスラエル現地の報道(ヘブライ語) で、ヤフーが数ヶ月前にモバイル広告ネットネットワーク「Amobee」(本社・サンフランシスコ、R&Dはイスラエルが拠点)を$150M~200M(1億5000万ドル~2億ドル)で丸ごと買収しようとしたんだけども、Amobeeはもっと高くなるまで待ちたいと、このオファーを蹴っていたことが判明した。
Amobeeが開発した広告配信用プラットフォームを使うとモバイル事業者は、動画・楽曲・ゲームなど様々なタイプのモバイルコンテンツに広告を挿入できる。Amobeeでは「あらゆる非音声関連のアプリとサービスに対応するあらゆる携帯機種をお使いの全ユーザーを対象に高度に内容に連動した行動ターゲティングを提供している」(同社)という。
投資にはAccel Partners、Sequoia Capital、Globespanが参加し、以上全員で総額$20M~$25M(2000万~2500万ドル)投じている。さらにVodafoneも昨年11月に投資を行ったが、そちらの金額は非公開だ。
ダボスのパネル討論会に詰め掛けたフォーチュン500関係者の間では「モバイル広告は米国内で2012年までに10億ドルの大台を突破できないだろう」というフォレスターの将来予想を支持するムードのようだが、Amobeeが自社のプレスリリースで引用しているのは誇大妄想気味というか何と言うか、世界のモバイル広告産業が2011年までに110億ドルに拡大するという将来予想だ。
どっちが正しいんだろう? ダボスの悲観論者? それともモバイル広告のスタートアップと、これに金を投じる楽観論者?
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(翻訳:satomi)




