Diggのユーザーは、とかくカッカしやすい。例えば、マイクロソフトの話なら何でもだし、アップルに対する批判でもそうだ。ふつう嫌った記事を「埋めて」しまうユーザーコミュニティーの能力と、見出しの下のコメント領域が十分なガス抜きバルブになっていきた。
だが、いつもというわけではない ―Diggは、事態がほんとうに悪化した時には暴徒に降伏してしまうという悪い実績がある。
Diggの、公式にはないことになっている(でも実際にはあった)買収に関するこの記事へのコメントのによると、Diggのユーザーはまたしても激高して戦いを挑んでいるようだ。買収しようというのがマイクロソフトであってみれば当然か。
この記事につけられた544件のコメントの一例。
- Kevin!、Diggを絶対に売るな! この記事をDiggして、ユーザーがどう感じているかを知れ。
- どうせコミュニティのことなど気にしないんだから売ってしまえよ。おれたちもハッピーだ。
- マイクロソフトのDigg買収が成功したあかつきには「09 F9 11…」よりもっと凄い反乱が起きると思う。少なくとも自分が何をするかは知っている。
- その後でどうなるかを見ないといけない。もしGoogleがDiggのインターフェースに彼らの「スタイル」を押し込もうとしたら(Jotspotを見よ)、あるいはもしマイクロソフトがそれをWindowsプログラムに変えようとしたら、私はRedditに切り替える。Diggのほうが好きだけれど、上のシナリオのどちらが起きても、私にとってのDiggはおしまいだ。
- MSが入ってくるなら私は出ていく
- OK、Kevinは君らなんかのことは構っちゃいないぜ。彼が気にするのは、アメリカ人全部が気にかけること。ポケットに$500,000,000(5億ドル)が転がりこむってことさ。古き良き資本主義、そうだろ?
グッバイDigg。知り合えてよかった…アメリカの企業社会に呑み込まれたのは残念だ。Diggがまだ言論と自由な娯楽の砦だったころのことを想い出すけど、もう戻らない。たぶん自分はCraigslistの “best of” のセクションに戻るだろうね。魂を売るな。 - おれたちはアカウントを消すだけさ。
- 私はdigg.comを最近知ったのですが、とても気に入っています。でも、マイクロソフトが買収するようなことがあれば、私には決定的です。「お気に入り」から外して二度と戻りません。
- よお。もしマイクロソフトがこのサイトに手をつっこみやがったら、確実に一人はビューアが減るぞ。こいつらは手に触れるものを何でも腐らせてしまうんだから。
- これって本当? Kevin、お願いだからdiggを大企業なんかに売り払うようなことは止めて。Diggがこんなに特別で楽しいのは、独立してるからなのに。売るなんていくない。
- もしマイクロソフトがこのサイトを買ったら、あとは「アカウントを抹消します」の操作を最後に、ここから消えることだね。
- 怖ろしいニュース。とにかく、独立した意見のはけ口がまた一つ巨大複合企業に買収されてしまったらどうなるか。彼らは、私たちに許された考えだけを流して、私たちの信念を検閲しようとしています。もしdiggが売られたら、もうここには二度と戻らない。Kevin、お願いだからそんなことはやめて。これはお金以上のものだ、と言って。
これまでのところ、フィードバックは、ほとんどが懇願で、怒りではない(このブログ記事を参照)。しかし事態が進めば、これもひどいことになるおそれがある。それもあっという間に。 Mixx、Redditなどのライバルは、それを待っているはず。そして、愛憎ひとしおだったDiggを捨ててさ迷い出たユーザーを、大喜びで連れ去ろうと待ち構えている。
[原文へ]
(翻訳:Namekawa, U)




