インターネット署名(eSignature)サービスのDocuSignがシリーズCのラウンドで$12.4M(1240万ドル)の資金を調達した。リードしたのは今回新規のWestRiver Capital, LLCで、従来からの投資者であるIgnition Partners、Frazier Technology Ventures、Sigma Partnersも加わっている。2006年4月に行なわれた前回のシリーズBラウンドではFrazier、Ignition、Sigmaが$10M(1千万ドル)を投資している。DocuSignは2003ごろスタートした会社だが、法的に拘束力のある署名をFaxや郵便ではなく、インターネットを通じて送れるようにするサービスを提供している。デジタル署名産業は今世紀に入ってUETA とESIGNの2つの法律が成立し、アメリカ全土において電子署名の法的有効性を確立してから急成長した。
DocuSignはデジタル署名サービスを完全にウェブサイトを通じて提供している。DocuSignは署名される文書と署名の有効性を確認する情報をともに保有して、仲介者の役割を果たす。デジタル署名を得る手続きはこうだ。ユーザーはまず相手の署名が必要な文書(印刷可能な文書ならどんな文書でもよい)をDocuSignにアップロードし、署名の必要場所を指定する。この際に認証コードが生成される。DocuSignは文書の署名者にメールでリンクを送る。署名者はこのリンクからDocuSignのアカウントにログインして、認証コードを入力して指定の文書を開き、署名の必要な場所をクリックするだけで署名が実行される。署名者の署名(右にサンプルを示した)とID番号が指定の場所に挿入され、署名ずみの文書が相手に送り返される。 サービスの解説ページにさらに詳細な手順の説明がある。
ライバルにはEchoSign、VeriSign、Entrustなどがある。
インターネット署名が実際に広く使われているのか疑うむきもあるかもしれないが、現在までにDocuSignは500万件ものデジタル署名を実施している。主要なクライアントにはExpedia、LandAmerica、RE/MAX、AMICA、Worldspan、Sony、Weyerhaeuser、Yamaha、Tektronix、FidelityNational Titleなどがある。
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