ドメイン・ネーム業界はNameJetという新しいサービスがローンチ、年間売り上げ$75M(7500万ドル)というドメイン・ネーム産業に参入することで大騒ぎが始っている(でなければもうすぐ始る)。このサービスは、ドメイン名の登録者が更新手続きを怠ったときに、面倒な手続きを経て登録を抹消し、そのドメイン名を市場に売りに出すというビジネスだ。平均1日25,000のドメイン名の登録が抹消され、リサイクルされる。その多く(正確にいえば8%前後)が即座にドメイン名投機者によって再登録される。
多くの会社がこのドメインを入手してオークションで売るというビジネスで競争しているが、いちばん成功したのはポートランドのSnapNamesというスタートアップだった。成功の原因は大規模なドメイン名登録管理者(レジストラー)と契約して削除されたドメイン名の情報を独占的に入手できるようにしたからだ。SnapNamesやそのライバルは登録が抹消されたドメイン名をオークションにかけて、平均$100(中には10万ドル以上になるものもある)で売っている。
SnapNamesは最近Oversee.netに$35M(3500万ドル)で買収された。この価格は年$40M(4千万ドル)の売り上げと$3M(300万ドル)前後の利益に基づいて決定された。売り上げの半分と利益の全てはSnapnamesが独占契約を結んでいるレジストラー、NSIから来ている。買収価格の一部分は株主総会での売り上げは年$70M(7千万ドル)まで伸びるという予測に基づいてエスクロに保管された。
この買収の結果は、現時点では、少々思わしくない。年間売り上げ$70M(7千万ドル)という予測は実現しそうになく、買収時の条件変更の条項によって今日、Snapnames/Overseeは〔売り上げの増大が実現すればボーナスを払うという〕合意の破棄を発表した。ちょうどそれと同時にライバルのレジストラーeNom(eNomはDemand Mediaの子会社)と提携したNamejetが設立された。
SnapNamesの株主にはおめでとうと言っておこう。まさにどんぴしゃのタイミングで株を売ったことになる。Oversee.netは儲からない事業を抱え込んでしまった。
情報開示: 私は以前この分野でPool.comという会社を運営していたことがある。またSnapNamesについては短期間コンサルタントをつとめた。
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