月曜の朝になるとComcast はPR上の悪夢に直面するかもしれない。直接には「ComcastのDigital Voice」サービスに向けられた非難だが、VOIPによる「E911(Enhanced 911)(*1)」をサポートしているプロバイダー全体がスポットライトを浴びることになるだろう。
ブログ「It Can Happen To You」の筆者は息子が発作を起こした際、救急車を呼ぼうとしてComcastのDigital Voiceを使って911をダイヤルしたが、つながらなかったと書いている。何回か試みても通話できなかったので、携帯電話を使わざるを得ず、交換手に場所を伝えるのにさらに何分か余計にかかってしまったという。
Comcastの幹部にこの問題を訴えようと何度となく試みたが、無駄に終わったと筆者は書いている。
この話はDiggで大きな話題になっているから、月曜日にはさらに各方面で取り上げられることになるだろう。
Comcast Digital Voiceのようなシステムで911通話ができないということは さまざまなVOIPのプロバイダーも含めて通常の電話回線以外のE911緊急通話の信頼性に疑問を投げかけるものだ。われわれは固定回線の911通話は確実にかかるものと考えているが、過去にはいろいろな問題が起きていた。いまやこういう問題が起きると消費者はVOIPや同様のシステムにこれから乗り換えることをためらうのではないだろうか。アメリカでは誰でも緊急事態に911通話が確実にかけられるのでなければ安心できないだろう。
【日本語版ひとこと】この記事のリンク先のブログエントリーは3月17日付とかなり以前。そのブログには他の記事もコメントも一切ないため、コメント欄で「Rileyはいま少し裏を取るべきだったのでは?」と疑問の声が上がっている。
(*1) Enhanced 911: 緊急通報ダイヤル911(日本で言えば「110番」に相当するもの)への連絡を行う際、同時に通話者の位置を特定する情報を送信する技術。FCC(米国連邦通信委員会)が携帯電話サービス業者に求めている規格。
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