何ヶ月にもわたって予期したとおり、eBay は今晩 Skype と試験的にサービスを融合させると発表する。Skype は、去年の9月に約41億ドルで買収された巨大インターネット・テレフォニー。発表は今晩、eBay の例年のコミュニティ会議 eBay Live!にてされた。
6月19日からスタートし、米国内の eBay 出品者には、14カテゴリー内の個別のアイテムリストに SkypeMeのボタンを追加できるオプションが提供される。 購入者は今後、音声・インスタントメッセージにより出品者と連絡をとることができる。現在ユーザーは、SkypeMe のボタンを個人のプロフィール欄に追加することができるが、販売する個別のアイテムにはできない。
試験的なプロジェクトに含まれるカテゴリーは:
- 自動車用の GPS デバイス
- カメラと写真のレンズやフィルター
- 有線 ネットワークルーター
- Skypeのデバイス
- VOIP / インターネットテレフォニー
- 一つはめのダイアモンドの指輪
- 不動産 (住居用、商業用)
- マニュファクチャーと金属加工
- ベッド
- NBA バスケットボール・カード
- シルバーコイン
- ロスト・イン・スペース のコレクティブ
- ラジオでコントロールできるおもちゃ
- 車とトラック
こういったいくぶん複雑でローカルの配達を必要とする商品は、購入の際インスタントなコミュニケーションが役立つと eBay側で判断されたため、上記のカテゴリーが選択された。
去年の9月以来、Skype の買収とその価格は大いに疑問とされている。もしこの試験的な融合が2002年のPayPal の買収と同等もしくはそれに近い成功を収めることができるなら、この疑問のほとんども解消されるのだが。
出品者が果たして見込み客からのボイス・IMのコンタクトを歓迎するかどうかは、現時点では不明である。例えば、もう少し洗練された提案としては、IMのみ、あるいはIMとボイスのコンタクトを受けつける、もしくは連絡を許可する前に出品者がユーザーの評価(reputation)を確認する承認リクエストのプロセスを設ける、といったようなオプションをユーザーに提供するのが良いのではないだろうか。
他のオブザーバーは Skype によるボイスコミュニケーションの活用は、eBayオークション外の取引を完結するのを簡易にするだけのものであり、当社の取引の収益化を妨げるものだと注意している。
先週の eBay のブログ・ホスティングの発表はすぐに面白いものだと分かった。出品者がブログを使って eBayストアーで販売する商品と関連した話題で見込み客に教え込み、評判を築きあげる効果を狙ったものだ。オークションに特化した Skype コミュニケーションを同様に利用することで、eBay は他の大手ウェブプレーヤーよりも、話題の買収をうまく活用していることを明らかにし、証明することができるだろう。
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