Wall Street JournalとNew York Timesが伝えたところによると、eBayがラジオ広告オークションの新会社Bid4Spotと提携、自社MediaMarketplaceの広告オークション専用システムのラジオ放映時間拡張に踏み切る。
昨年eBayは、全米ケーブルネットワークで放映する広告時間枠をHome DepotやMicrosoft、Hewlett-Packardなど知名度の高い広告主相手に売り込むことを目的にMediaMarketplaceを立ち上げた。今発表でeBayは、昨年Bid4Spotの競合相手dMarc Broadcastingを$1.24B(12億4千万ドル)で買収したGoogleに真っ向から対抗することになる。
Googleは既に音声広告のオークションシステムをソフトローンチ済み。4月にはClear Channelと契約を結んで傘下全675局に広告営業が可能になったほか、つい最近Dish Networksチャンネルの広告販売の取り扱いも始めている。
eBayの提携相手Bid4Spots(本社・カリフォルニア州Encino)は2年前から米国内のラジオ広告の営業を扱っており、先月イギリス進出も果たした。両者の提携により広告主は今後、全米トップ300のメディア市場で2300のラジオ局が抱える未販売のラジオ放映枠の在庫も、eBayのMediaMarketplaceやBid4Spots社サイトを通して購入が可能となる。
WSJは$20B(200億ドル)のラジオ広告事業が魅力的な市場であるとコメントを引用しながらも、eBayのケーブル広告の業績をメインに伝えている。eBayのケーブル進出に関してはネットワーク各局の側に「競売システム導入により広告収入が減退するのではないか」との懸念があったことで初っ端つまづいていたが、Oxygenチャンネルがテスト参加に同意して雲行きが変わった。ラジオの広告主にとっても従来と似たりよったりだろう。
中小企業の広告主の参加も呼び込むには広告作成を支援するのが効果的だが、eBayにその動きはないようだ。GoogleとそのライバルVoices.comは広告制作も支援している。
[原文へ ]




