男を愛する男のためのソーシャルネットワーク8つ
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月12日

今日(米国時間10/11)、ローンチ間近のゲイ専門ソーシャルネットワークの「BigJock.com」のファウンダーから連絡があった。これを機会にゲイ向けオンライン・ソーシャルネットワーク・スペースを調べて、今のマーケットリーダーをいくつか紹介することにした。

ニッチ市場向けSNSはビジネスとして成立する可能性がある。一般のSNSが大衆うけを狙ったものや、15~25才の層に合わせることになるのと違って、この種のSNSは特徴に特化できるし、コミュニティに主体的に参加している感を感じられるからだ。SNSに入ってみたい人はたくさんいるが、みな、自分たちと繋がりを持てる人たちのいるネットワークを好むものだ。これは僕も理解できる。誇り高いプロフェッショナルから幸せな快楽主義者まで、誰にとっても居場所というものはあり、少なくともゲイであれば誰だって歓迎される場所は存在するのだ。

以下の簡単な解説を見ればわかると思うが、2つの特徴が共通(ゲイで男性)する集団をターゲットにしたサイト同志、非常に違いがある。世界にはいろいろなゲイ男性がいるように、ゲイ用のSNSにもさまざまなものが出てくる余地は十分ある。もちろん、収益化して経営が成りたつだけのクリティカルマスがいればの話ではあるが。

ゲイに代わってしゃべるつもりもそのフリをするつもりはないし、見損なったサイトもあるに違いないが、ネットでいちばんよく話題になっているらしいものをここに挙げた。このレビューを受け入れるかどうかはおまかせする。ニッチ市場を覗き見していると感じる読者もいるだろうし、愛の結びつき、ととる人もいるかもしれない。できるだけ、ホットなメンバーのいるところを紹介するようにした。

Jake

Jakeは自ら世界最大のプロのゲイコミュニティーと称している。かなりイギリスっぽい。会社によれば30000人のメンバーがこの一年で200万通のメッセージをやりとりして、リアルワールドの秘密イベントなどに参加しているという。他のサイトが個人的な商行為を制限しているのに対して、ここでは自分のビジネスを宣伝してサイトを直接お金にしている。

Jakeのルック&フィールはプロフェッショナルでありながらスタイリッシュ。本名を使うことが推奨されていて、無料アカウントでは写真は2枚しか使えない(自分の写真と会社のロゴなど)。

有料アカウントは月額1ポンド。有料メンバーは出会いコーナーに入れて、メールボックスの容量が増えるほか、リアルワールドでのイベントに優先的に招待されて、ゲストを連れていけるし、「ビジネスブリーフィング」に参加できるなどいろいろな特典がある。

ManJam

ManJam は、おそらくここに紹介した中でいちばん話題になることの多いSNSだろう。自らを「ユニークなソーシャルネットワーク」と呼んでいるが、実際のところは、JuxMedia Ltd. がいくつも同じような名前でやっている兄弟サイトのひとつ。ManJamには、有料や無料の貸部屋や貸家のリストがある。リストは世界中から来ている。求人やビジネスのリストもあって、その多くはアメリカの中南部のものだ。個人プロフィールのリストにはメンバーがテキストかビデオでコメントを付けられる。無料メンバーは、貸部屋のリストの詳細と、ビデオとオーディオによるメッセージ機能が使える。ManJamはモバイルでも利用できる。プロフィールは性同一性障害(Wikipedia意味)にも対応している。

プレミアムメンバーは、それぞれのリストの上位のカテゴリーのどこにでも入ることができる。有料アカウントは月額$20、3か月$42、年額$90。サイトは十分安定して、使い勝手もよいが1度だけ404が出た。Jake.comのように上流階級的ではないが、ManJamが下層向きというわけはない。熱い裸の胸を探している人にはManJamがいいかもしれない。

Ohlalaguys

Ohlalalguys はJuxMediaのManJamの別ブランドで、もっとひどいサイトナビゲーションが加わっている。同じようなサイトにBentladsがある。

Lovetastic

Lovetasticは恋に燃えるイイ男をひっかけようという男のためでないことは明らか。ゲイを人間扱いした出会いサイトがようやく出来たということだ。Lovetasticによれば、ここのゴールは夫を見つけることだそうだ。以前はScene404 という名前でやっていて、その頃のランディングページはバカバカしいけどなかなかキュートだった。

無料アカウントのユーザーはプロフィールを書くことと、サイトの閲覧とメッセージの受信ができること。有料メンバーは月額$6で、メッセージの送信とチャットができるようになる。

Lovetasticのインターフェースは今回とりあげたサイトの中でもいちばんすっきりしていて、シンプルで使いやすい。ある意味では、いちばん上品かもしれない。プロフィールにはランダムに出てくる質問がある。ヌードやシャツを脱いだ写真は禁止。サイトには広告はない。このサイトに合った人は、行ってみればすぐにそのことかわかるはずだ。

Connexion

ConnexionはLGBT(訳注:Lesbian Gay Bisexual Transgerの頭字語。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー 性同一性障害)のオンラインネットワークに.orgを付けた名前。出会いとイベント運営の他に、このサイトでは低レベルの政治活動とニュースにも焦点をあてている。サイトのニュースのRSSフィードもある。少し退屈するサイトだがひどくエロでもない。性同一性障害にも対応しているが、男性/女性という性別二元論の概念超えたジェンダー・クィアには対応していない。

サイトは非営利で有料アカウントはないが、非常に控え目な広告は表示される。LGBTのソーシャルネットワークでニュースや議論を求めている人にはConnexionをチェックしてみることをおすすめする。

OutEverywhere

OutEverywhereは、世界中から選ばれた国の男女のための有料サービス。極度にテキスト中心のサイトでサイトナビゲーションはひどい。このサイトは、リアルワールドでのイベントや場の広報に力を入れている。僕はあまりよく見ていられなかったのだが、トップページをスクロールしていくとタグの山か見つかるはず。料金は半年で19.95ポンドで、28日間の無料お試し期間付き。

DList

DList はGawker(訳注:Gawkerとはブログメディア会社。シリコンバレーのゴシップブログValleywagなど他を運営)の誰かがデザインしたのかと思うルックス―だと思ったら実際にそうだった。素直なソーシャルネットワークで機能も豊富。ユーザーブログ、話題サイトのブログ、プロフィールページの音楽プレーヤーなど。有料アカウントはなく、広告収入で運営されている。

DListのコミュニティーというものをよく見ていないで言うのだが、このサイトはコストを下げることができれば成功すると思う。基本はしっかり押さえてあるし、魅力もある。

BigJock

この記事を書くきっかけになったのがBigJock,で、来月初めに、フル機能バージョンがスタートする。が、現在のバージョンもなかなかいい。新しいバージョンでは、基本機能の他に写真の「Hot or Not」式写真レーティングのコンポーネントが使えるようになる。料金は無料で広告で収入を得ている。今サインアップするとiPodがあたる抽選に申し込める。BigJockは上にあるような大きなところ戦えるまでには時間がかかるが、不可能なことはないのだし、ゲイの男性のためのソーシャルネットワークを通じてニッチを狙うアプローチも進行しているらしい。あと、おさるさんのロゴを見逃がさないように。

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