何も分かってない大企業相手に「顧客の心をつかむには対話的かつ情緒的な手法で訴えかけるのが効果的です」とかなんとかアドバイスするコンサルタントがいるに違いない。そういう連中は「MySpace世代の心をつかむために製品に何かソーシャルな要素を盛り込みましょう」と勧めているのだろう。このコンサルタントどもがSprintにおそらく今年見た中でもっともばかばかしいウェブサイトを作らせた。ユーザーがアンケートに答えるとライフスタイルに一番適した携帯電話の機種を教えてくれるというものだ。
コンサルタントが今度はEpsonをだまして、Epsonalityというサイトで同じことをやらせている。「森の中でクマに出合ったらどうするか?」とか「地面に$199.99落ちているのを見つけたらどうするか?」とかいった質問が並んでいて、その答えを元にいちばん適切なプリンターが選ばれる。これがすべて、気持ち悪く親しげなFlashインタフェースの上に展開される。
私の性格にいちばん合ったプリンターは Epson C120なんだそうだ。
キミは、なにごともせっかちでプリンターにちょっとでも待たされるとイライラするタイプだね。インターネットの接続から電子レンジまで、キミは、カモン! カモン! ゴー、ゴー、ゴー、タイプだよ。なにしろスピードが第一なキミにいちばんぴったりなプリンターはC120さ。
おお、Epson。分析はぴったりだ。 それで一生Epsonのユーザーになる決心をしたかって? とんでもない。絶対にノーだ。「今週一番アホなサイト賞」を差し上げる。Sprintと並んでEpsonは私が絶対に買いたくないブランドの仲間入りだ。理由? この前Epsonのプリンタを買ったときに、ソフトのバグでハードディスクを再フォーマットするしかないほどシステムをめちゃくちゃにしてくれたからだ。それ以来私はHP’に決めている。
コンサルタントを首にして、「対話的なセールス」なんてことは止めて、良い製品を作るという基本に返ることを勧める。
それともFacebookアプリケーションでも作るというなら、そりゃクールかもしれないが。
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