eXelate、遅延広告で$4M調達
by Roi Carthy on 2007年10月30日

exelate_logo.jpgインターネット広告のスタートアップへの出資熱が、まだ冷めるには程遠い証拠がまたひとつ、eXelateがCarmel Venturesから$4M(400万ドル)を調達したことを発表する。

eXelateはイスラエルの会社で、「eXelate Targeting eXchange」と呼ばれるマーケットプレイスを提供している。これは、同社が「遅延広告」と称しているものに特化した市場。

しくみはこうだ。eXelateの取引所に参加している広告ネットワークが、パブリッシャーから、分野ごとの興味(旅行、クルマなど)を持つユーザーに「遅延広告cookie」を置く権利を買う。そのユーザーが後日、この広告ネットワーク配下のパブリッシャーのサイトを訪れると、ユーザーが以前遅延広告cookieを受け取った関心のあるサイトに関係のあるターゲット広告が表示される。後で表示されるから「遅延広告」だ。

これは、行動によるターゲティングと再ターゲティングの変種だろうか。一般論としてはそのとおりだが、eXelateは、TACODAなどの従来の行動広告ネットワークがやっていたようなユーザープロフィールを作らないことにしている。また、このシステムを導入しているネットワーク内での再ターゲットもしていない。

eXelateに革命は起こせないかもしれないが、そうとも言い切れないものがある。なぜなら、オンラインマーケティング市場は巨大で、かつ多くのプレーヤーが参加しているため、画期的でないサービスでも権利は主張できるからだ。これは、米国のメジャーなプレーヤーが文化の違いで不利に立場にある海外市場では特に顕著だ。

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