Facebook、アプリケーション・スパム防止のために「Preferred Application」制度を開始か?
Michael Arrington
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Facebook プラットフォームがローンチされたのは2007年5月だったが、以来前代未聞の成功を収めている。 2万近いアプリケーションがサードパーティーのデベロッパーからリリースされ、Googleに急遽、これに対抗するSNSのオープン・プラットフォーム、OpenSocialを発表させるほどの勢いとなった。Facebookアプリケーション・デベロッパーを専門に対象とするベンチャーファンドも少なくとも2社設立されている。等々。
Facebookは何度も規則を変更したが、新しいユーザーを獲得するために頭の良いデベロパーが招待のスパムをばら巻く巧妙な方法を次々に考え出すのに対して、いつも後手にまわっていた感は否めない。最近、ユーザーが発信できる招待状の数を制限する新しいルールが制定された。この中には招待が無視される 率が高まるほど招待状発送の数の上限が低くなるという仕組みも含まれている。
しかしFacebookはデベロッパーの問題ある行動をモグラ叩きで規制するのにいささか疲れてきたようだ。そこで今度はニンジンをぶら下げるアプローチを取った。規則を守って役に立つ人気アプリケーションを作ったデベロッパーに報奨として有利な取り扱いをしようというのだ。新しいプログラムは「Preferred Application Program」と呼ばれる。
有利な取り扱い、とはいってもこれはCBSがFacebookに金を払ってMarch Madness関連のアプリケーションを規則を無視して優遇させた問題とは全く違う。 われわれが聞いたところでは、 Facebookはこのプログラムに選定されるデベロッパーに対して一切金銭などの見返りを要求するつもりはないという。「Preferred〔推薦〕アプリケーション」に選ばれるかどうかは、もっぱらアプリケーションの特長によるという。しかし現時点では選定の基準となるのはどんな特長なのか、誰も知らないようだ。
さらにこうして選定されたアプリケーションをFacebookがどのように優遇するのかについてもまだ情報がない。一つ考えられる方法としては、規則を変えるというもの。つまり優れたアプリケーションの開発者には毎日発送できる招待メールの数の上限を増やすなどの取り扱いをする。これはデベロッパーには喜ばれることは間違いないが、最近のCBS問題への抗議を見てもわかるとおり、一般ユーザーからら強い反発を買うことになるかもしれない
しかしもちろん、優秀なアプリケーションをプロモートするためにFacebookの取りうる優遇策は他にも無数にある。アプリケーションを検索したときに優遇アプリ(preferred app)を上位に表示するというのもその一つだ。Facebookは優秀なアプリにロゴなりシールなり、推薦を示すサインを付与して、アプリケーションのページに表示させることもできる。もう少し目立たない、しかし、もしかすると効果の大きい方法は、一般ユーザーがそのアプリケーションを利用した場合、活動結果がNews Feedニュースフィードに表示される順序や場所に関するルールを〔優遇アプリに有利になるように〕変更することかもしれない。さらにFacebookの新しいユーザーに対して、ユーザーから申告された興味のある分野に応じてサードパーティーのアプリケーションのセットをデフォールトで提供するという方法も可能だ。
このプログラムに関してFacebookにコメントを求めているが、まだ返事がない。われわれが得ている情報では、まだ計画段階にあって、ローンチまでには少なくとも一月はかかるだろうという。
アップデート:Facebookから回答があった。しかしその内容は確認とも否定とも取れるあいまいなもの。「われわれはFacebookプラットフォームの改良に真剣に取り組んでおり、Facebookコミュニティーとのコミュニケーションをさらに改善すべく、多様なモデルによる新しい実験を引き続き行っていきます。われわれはプラットフォームの改善に役立つフィードバックの収集のため、サードバーティーのディベロッパーとの提携プログラム、あるいはデベロパーの組織づくりについても検討中です。」
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(翻訳:Namekawa, U)
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