シアトル拠点の航空券価格予測サービス「Farecast」は、同社初の基本的な価格予測を越えた“リテールプロダクト”をテスト中。これは、航空券価格が値上がりした場合でも、1週間1ドルで[ユーザーが指定した]固定価格で販売してくれるサービス。「Fare Guard」と呼ばれるこのサービス、テスト期間中は1ドルだが、テスト終了後は10ドルになる予定。サービスをテストするには以下詳細を見てほしい。
Farecastは過去の航空券価格について何百万というケースを観察し、ある日程の2都市間での航空運賃について、7日先にわたる価格増減について予測する。価格上昇が予測される場合、Farecastはユーザーに対しチケットを今すぐ購入するようにすすめる。もし、価格低下が予測される場合は、価格低下後のチケット購入を目あてに、現時点での購入を控えるようアドバイスする。現在、同社は全米75都市を出発地にするフライトの予測サービスを提供 している。
同社は、同サービスの予測正確性について約70%から75%の確率で正しいという。Farecastがチケット価格は低下するので、購入を待つようにとススメル場合、ユーザーは“Fare Guard料金”を支払うことで、[翌週には価格が変動するのでリスク回避として]その日の最低価格を翌週まで固定しアクセスすることができる。Fare Guardを購入し価格が値上がりした場合は、チケット購入に支払った金額とユーザーが固定した金額との差額をFarecastがユーザーに支払う。Farecastの予測があたり価格が値下がりした場合、ユーザーは最低価格でチケットを購入でき、FarecastはFare Guardサービスにより10ドルを得るという仕組み。
これはリード・ジェネレーションとコンテキスト広告をこえた利益生成の手段として、同社が提供希望している複数の付加価値のサービスの一つに過ぎないと言う。Fare Guardをテストするにはこのリンクから、ユーザー名「techcrunch」、パスワード「fareguardtest」でログイン可能。また、僕たちのFarecastに関する過去記事、(日本語)も見てほしい。
Fare Guardは消費者対象のサービスとして成功するだろうか? はっきりと説明するのは少々難しいかもしれない。特に、ガードされているのが1サイドだけということを見ると[つまり価格が下がることを予測した場合にしか適応されないことを考えると]。もしFarecastがチケット価格上昇を予期し、僕がその時点での価格でチケットを購入、実際には価格が値下がった場合を仮定してみよう。もし、僕がFare Guardの提案を無視した場合に節約できたはずの差額を、Fare Guardは補填することはできない。同社によると、その点はまた他のサービスによるもので、現サービスが最初にテストされることが必要だという。 このサービスは、実際に利用してみれば、概要で説明されているよりもずっとわかりやすいと思う。ある時はFair Guardプロテクションが提供され、ある時は提供されない。どのような付加価値のある「サービス」がデータマイニングに加えられるのか、非常に興味深いところである。
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