FeedCycle、連載記事をスマートにフィード
Marshall Kirkpatrick
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FeedCycle はウェブサイトのパブリッシャーがたいへんシンプルなインタフェースを通じてRSSフィードをスマートにコントロールできる新しいツール。長い記事を数回に分けて連載したいなど、メッセージを分割して一連の記事にしたい場合、FeedCycle は要注目。パプリッシャーはFeedCycle を利用して記事掲載の日時、掲載間隔などのスケジュールを設定することができる。購読者がいつ購読を始めても一連の記事の最初の回からまず配信され、以下 パブリッシャーが設定した間隔で順次後続の回が配信される。テキスト、音声、ビデオのポッドキャストが FeedCycleで配信可能。
FeedCycle は英国の旅行コンサルタントTravel UCDが 提供するサービス。サンプルフィードの多くはいろいろな旅行記の連載だ。全部の情報に一時にアクセスできるのは当然便利だが、読者に対して、昔ながらの連 載物というのも独特のインパクトがある。連載化という点に目をつけてサービスとして提供することを考えたのは頭が良い。
FeedCycle で連載化されたRSSフィードは、一時に全部は配信されない。たとえば、あるビデオキャストのシリーズを購読した場合、前の回を視聴しなければ次の回は配信されない。企業経営者の場合、新入社員向けの一連の研修ビデオのセッションを登録しておき、新入社員全員に購読を義務付けるといった使い方もできるだろ う。新しいセッションは[研修計画に沿って]定期的に配信される。
FeedCycle のフィードはFeedBurnerサービスを通じて配信することもできる。この場合、直接配信した場合より詳しいトラフィックの解析データが得られる。 FeedCycleは、無料バージョンでも豊富な機能を提供しているが、有料のプレミアム版では、ユーザーごとの独自ドメイン、フィードのパスワード保護、暗号化などが提供される。どちらのバージョンでもタグづけ、OPMLがサポートされており、データのエクスポートはタグでもバッチ処理でも可能。
連載記事の配信順序はドラッグ&ドロップで変更できる。添付ファイルの処理もURLの指定で簡単に行え、生成されたフィードにはバリデーションが行われる。ユーザーが記事を定期的に配信したい場合、1時間ごとから1月に1度までの範囲で指定できる。
僕はRSSをベースにして作られたサービスは大部分が気に入っている。FeedCycle はフィードの利用方法のひとつとして簡単でスマートなサービス。これ自体は多くのブロガーが利用するようになるサービスではないだろうが、RSSフィー ドには将来、個人ユーザーから企業ブログまでもっと新しい、多様な利用方法が見出されるだろう。 RSSと他のアプリケーションやAjaxのようなツールとを統合したカスタムスタートページなどはすでにたいへん人気が出ている。FeedCycleは [旅行記のように]即座に全ての情報にアクセスする必要があまり高くないようなオンラインコミュニケーションではたいへん有用なツールになるだろう。パブリッシャー側としては、ユーザーにRSSがまだ十分に普及していなと感じた場合は、RSSからメールを生成して配信するサービスも同じくらい簡単に利用できる。

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