Fidg’tはソーシャルネットワークの集中制御室
by Duncan Riley on 2007年5月11日

fidgt.jpg今日(米国時間5/10)Innovate!Europe 2007で、Santa MonicaのPROTOMOBLが発表するのは、Fidg’tというソーシャルネットワークの管理を便利にしようというサービス。

コンセプトをひとことで言えば、ソーシャルネットワークの集中制御だ。Fidg’tは、さまざまなネットワークとプラットホームを横断してコンタクトを引き合わせてきて、一箇所でソーシャルネットワークを活用する。

fidgt2.jpg「Fidg’t mobile」もまた、フル装備のオンラインインスタントメッセージのプラットホームで、TrillianやMeeboと同じような機能を提供し、AOL Instant Messenger、Yahoo Messenger、MSN/Windows Live Messengerをサポートしている。モバイル版のメディア対応としては、Flickrに直接アップロードしたり、Last.fmのコンツンツのストリームなどがある。

Fidg’tのビジュアルツールには、ちょっとした見所がある。技術的にはそれほどでもないのかもしれないが、ビジュアル的にすばらしい(下に貼ったビデオでは、たぶんわかってもらえないだろう)。ただし、ダウンロードが必要。Windows、Mac、Linuxすべてサポートされている。

Fidg’tが現在サポートするソーシャルネットワークは限られている。チャットプラットホーム3つの他はFlickrにLast.fm、ということは、今の時点では誰にでも喜ばれるというものではない。Facebook、Digg、del.icio.us、Eventful、Upcomingのサポートを計画中している他、Fidg’tチームではみんなからの要望も受付中。

2月にTim O’Reillyが、Social Network Fatigue(ソーシャルネットワーク疲れ)(*1)とWeb 2.0のアドレス帳がないことについて書いていて、単なるネットワーク集団のネットワークにとどまらない何かを求めている。Fidg’tはまだこのニーズのすべてに満たしているとはいえないが、正しい方向への第一歩だ。

(*1) Social Network Fatigue(ソーシャルネットワーク疲れ):ソーシャルネットワーク間同士、相互運用がされていないために、ユーザーは複数のサイトにわたって別々にログイン・エントリーの投稿・プロフィール管理の必要に疲れてしまうことを指す。また、そのため新参のソーシャルネットワークサイトはユーザーを獲得し普及させるのに苦労してしまう。


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