「マシンリスニング」というのは、コンピューターのプログラムが、音声信号を人間と同じように解釈できる、という概念。つまり、ある歌がテクノかブルースどちらのジャンルに属すかを聞き分ける、という意味だ。さらに、曲のテンポやつなぎ、ハーモニーなどの特徴も検出する。
この技術には明確な用途がいくつかある。同じサウンドの曲や、誰かの好みだとわかっている曲に似た曲のコレクションを作るのに使える。最適なチョイスと順番からなる完璧なミックステープ(プレイリスト)を作るアプリケーションも考えられる。
The Echo Nestは、マシンリスニングをWeb 2.0に持ち込もうとしている会社だ。MITの博士課程の学生2人が設立した会社で、政府の研究費をもらっている。本日(米国時間3/27)、同社が最初の「Musical Brain」APIを発表する。これは、音楽関係のウェブサイトの検索、推奨、対話性という3大要素を改善しようというものだ。
最初のAPIはシグネチャー分析に特化したもので、Mashery経由で公開され、特定の曲に関する情報の入ったXMLファイルを取得するために使用する。この機能を紹介するために、This is my jamという〈概念実証サイト〉が作られている。好きなアーティストの名前をいくつか入れると、自動的に曲を集めてきて、その音響的特徴に最適な順番に並べてくれる。
Echo Nestは全APIを非商用プロジェクトに無料で開放するが、商用サイトからは使用料を徴収する。また同社では、各APIを紹介するためのサイトを計画しているが、この技術を使った消費者向け目的地サイトを作る予定は今のところない。
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(翻訳:Nob Takahashi)





