Fox Interactive MediaのRoss Levinsohn社長、Peter Levinsohnと交代へ
by Marshall Kirkpatrick on 2006年11月17日

Fox は今夜(米国時間11/16)、Fox Interactive Media社長のRoss Levinsohnが11/17付で交代すると発表した。後任のPeter LevinsohnはRoss Levinsohnのいとこにあたり、現在はFox Entertainmentグループのデジタルメディア部門代表。RossがFox Interactive Mediaを立ち上げたのは昨年の7月で、FoxがMySpaceの親会社のIntermixを買収したのとほぼ同時期。Rossがコンシューマー向け ウェブの買収のシーンで最も著名なプレーヤーであることは間違いない。今夜のプレスリリースには以下のように書かれている。

Peter LevinsohnはFoxのコンテンツをあらゆるデジタルプラットホームでいたるところに広めるべく革新的な契約交渉を担当してきました。Foxアフィリエートとの画期的なデジタル収益分配契約の立役者であり、またプライムタイムの番組をMySpace.comやMyFoxLocalのウェブサイトを通じて、広告ベースでインターネットに取り入れたFOX on Demand事業も率いています。さらに、FoxのVOD事業の開発の責任者でもあり、映画、テレビ商品の電子販売では、最近のiTunes、 Amazon、AOL、MSN、MovieLinkおよびCinemaNowとの契約を担当しました。

Ross Levinsohnは3月のUnder the Radarイベント でのMichael Arringtonとの会話で、Foxが将来の買収のために、あと$2B(20億ドル)用意していると語っている。(右にある粒子の粗い写真は、Ross LevinsohnのMySpaceページから勝手ながらいただいてきた) Rossはあの時、近いうちにあと5社買収する予定だとも話していた。4月には、ローンチ前のニュース統合サイトNewrooと、ウェブカラオケのkSolo小規模な買収2件を発表した。

今日は大物の出入の激しい1日だった。Jason CalacanisのAOL退任は、 ダイナミックで話題の多い起業家の、不安定で旧式なメディア帝国からの離脱を表わすもの。Ross LevinsohnがFIMを去ることは、世界有数のメディア企業の塀の中にイノベーターたちを連れて入ったキープレーヤーのひとりの旅立ちを象徴している。これは、特に大きな意味のない個別の動きなのかもしれない。しかし、動きが速くて、起業家精神に富んだWeb 2.0の世界と、旧態依然の大企業のプレーヤーたちとの、常にあいまいな関係に変化がでてきたことのサインなのかもしれない。起業家と大企業の橋渡し役を担ってきたビッグプレーヤー2人が、持ち場を離れていく。これが何かを意味しているのかどうかを語るにはまだ早すぎるのだろうが、考えてみるのも面白い。 いずれ、この話題は詳しく取り上げる予定だ。

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/news-corp-shuns-fox-interactive-group-in-roo-deal/ TechCrunch Japanese アーカイブ » News Corp. 、ROOへの投資でFox Interactiveをバイパス

    [...] Wall Street Journal紙は今朝(米国時間1/29)、News CorpがオンラインビデオのスタートアップROOに$12M(1200万ドル)の投資を予定していると(有料版で)報道した。ただし、他のインターネットのスタートアップへの投資や買収の件と異なり、News Corp.は子会社のFox Interactiveをこの取り引きに参加させていない。Fox InteractiveはMyspaceを所有しており、SimplyHiredのようなスタートアップに投資を行っていて、News Corp.のインターネット専門部門となってきた。われわれの聞いたところによると、今回はFox Interactiveは参加を求められなかっただけでなく、この投資が行われることさえ知らされていなかった。噂では、Fox Interactiveのトップはこの投資について、今朝WSJ紙を読んで初めて知ったということだ。 もちろん彼らは不快に思っている。インサイダーの一人はわれわれに対し「News Corp. がFox Interactiveを参加させずに(最低でも知らせずに)インターネット関係の投資を行うとは信じられない。しかもNews Corp. があのクソったれな件に投資するとはますます信じられない。」と述べている。さらにみっともないことに、Fox Interactiveは今回の件とまったく別に、ROOのライバルBrightcoveと買収交渉を進めていたという。Brightcoveは最近$60M(6000万ドル)投資ラウンドを完了しており、これによって同社の価値は$220M(2億2千万ドル)前後になったと噂されている。Fox Interactiveは、この資金調達が実施される寸前まで、Brightcoveを$250 – $300M(2億5千万~3億ドル)で買収しようと交渉していたという。これは典型的な「右手のしていることを左手が知らない」という例だ。Fox Interactiveの立場は、以前の責任者Ross Levinsohnが去り、インターネットにほとんど経験のない経営者に代わってから、著しく弱まっていた。News Corp. がFox Interactiveに知らせることなくインターネットのスタートアップに多額の投資を行ったという事実は、News Corp.がもはやFox Interactiveをオンライン戦略を決める指導的な部門とみなしていないことを示唆するものかもしれない。アップデート: 私は別の関係者からWSJの当初の記事は正しくないというメールを受け取った。それによると、News Corp.はROOの収入・業績が一定以上に達した場合に株式を購入できる権利を得ただけだという。またこの関係者によると、Fox Interactiveの広報はこの取り引きについて知っていたと言明しているものの、われわれの記事の推測どおり、この契約はFox Interactiveにとって完全な不意打ちだったとしている。[原文へ] [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/welcome-erick-schonfeld-my-new-co-editor/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 新共同編集長のErick Schonfeldを紹介したい

    [...] タイミングも最高だった。うちのCEOのHeatherを呼ぶことかできたのは、ボスのRoss LevinsohnがFoxを辞めたあとだった。同じように、Erickも、Business 2.0が来週廃刊するということで、話はしやすかった。Erickには数多くのオファーがあったと聞くが、最後にわれわれの粘り強さが効を奏した。 [...]