2007年5月30日

LaLaの挑戦-無料、合法、オンデマンドのストリーミングミュージック?

Michael Arrington

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LaLaがとても大きな賭けに打って出ようとしている。ユーザーに向けて前代未聞の(合法的に存在した前例が無い)サービスを提供しようというのだ。そのサービスとは、無料、合法、オンデマンドストリーミングミュージック。

LaLaはすでに、ユーザー間での CD交換サービス、それに、同サイト上でライブコンサートの視聴サービスを提供している。

LaLaは、これら提供中のサービスに加えてオンデマンドで音楽を聞けるというサービスをユーザーにこれから提供しようとしている。同様のサービスはこれまで多数のサービスが有料サービスとしてすでに提供しており、また、明らかに違法 なサービスも少数存在する。

これは極端に高額な(コストの)ビジネスだ。楽曲をプレイした際に、1セントのほんの何文の一にあたるという程度の金額を料金として支払う(それでも、依然としてこれらサービスにとっては負担になる) Pandoraのようなサービスとは異なり、オンデマンドストリーミングのレートは、楽曲につき$0.01というようなものに近い。これは、$0.17/ユーザー/1時間ごと、ということになる。そして、広告だけでこれらのコストを補うようなことはとてもあり得ない。

この種のサービス提供にあたっては、法的な課題を解決することもより難解だ。DMCAの適用を受け、また、規制によってレートが決められているインターネットラジオとは異なり、オンデマンドでのストリーミングミュージックに適用される法というものは存在しない。LaLaは大手レーベル会社各社と直接交渉しなければならないのだ。私が上記で述べた楽曲につき1セントという金額は、Yahooやその他のプレイヤーの支払い額を業界関係者に見積もり(予測)してもらったもの。レーベルの実際の課金金額はこの見積もり金額を多少上下するだろうし、また、リスナーにつき月間で最低6ドル程度を課金したいとも考えているだろう。LaLaが視聴できるコンテンツに制限を設けない限り、ヘビーユーザーは、料金を遥かにオーバーする楽曲を視聴するはず。われわれが知る限り、レーベル企業は一年契約にのみ応じ、そして、もし契約終了時の交渉の席上で利益が見られれば、さらなる利益を手に入れようとするだろう。

これらのコストをLaLaはどのようにまかなうつもりなのだろうか? 同社は、ユーザーにCD販売するつもりだという。同社によると、ユーザーひとりがひと月に付きCD1枚を購入するとしたら収支が合うという。同社の言うことは事実かもしれないが、U.S.国内での平均的な音楽バイヤーにおけるCD購入は一年につきCD2枚。だから、LaLaはこれらの平均数を押し上げるためにヘビーな音楽購入者をユーザーとして獲得しなければならない。

同社は本件についてここしばらくの間計画しており、楽曲の権利関連についてレーベル企業といまだに交渉中だと言われている。昨年、インターネットラジオ局を乗っ取り、リスナーの好みに基づいたCDを販売開始。このモデルがうまく成立すると証明するに充分なデータを持っていればよいのだが。

LaLaは、BainそれにIgnition Partnersから$9M(900万ドル)を調達している。

[原文へ]

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