San Francisco拠点の人気オンラインデートサイトHotOrNot。同サイトは、「シリコンバレーでスタートアップ企業を運営するための事実上の規則」の大半に当てはまらないやり方を通してきた掟やぶりのサイトだ。同サイトが近頃またまたサイトに新しい要素を取り入れたようだ。
ここ数ヶ月間、HotOrNotは「Hotlist」と呼ばれる新サービスをテストしてきた。これによって、ユーザーは各ブランドのバーチャル・アクセサリーのようなものをプロフィールページに追加、自分のアイデンティティをそのブランドと組み合わせて確立することができるようになる。共同設立者のJames Hongは、このサービスについて自身のブログで本日(米国時間7/9)のエントリに取り上げている。私は先週Hongをインタビューし、このエントリの見通しについて話を聞いた。TalkCrunchのポッドキャストをチェックしてみてほしい。
HotOrNotユーザーは、これまで何年もの間、記述タグをプロフィールページで利用可能だった(「タグ」がTechnoratiやFlickrといったサイトで人気が出るずっと以前からだ)。しかし、Hongと共同設立者のJim Youngは、「ユーザーがビジュアル的な『タグ』を利用でき、これらのタグを通じたソーシャルネットワークが生まれるようになれば」と願ってきた。
そこで、今年これまでに「Hotlist」がひっそりと追加された。ユーザーは、「Hotlist」利用により、ブランド、人びと、事柄、その他なんでも興味のあることを自分のブロフィールにビジュアルを伴った合図として追加できるようになった。同サイトは「HotList」機能のプロモーションを全く行っていないにも関わらず、すでに、HotOrNotのかなりのユーザーが同機能にいろいろなものを追加している。人びとは他ユーザーのプロフィールページで「HotList」を見かけ、自分のページにも同機能を追加したのだ。
上記のプロフィールはHongの「Hotlist」だ。Sprint、Nike、Appleといったブランド、それにSnow Patrolやその他のバンドなどが含まれている。ユーザーは何でも好きなものを自分のHotlistに追加可能。もし、(追加したいものがアイテムとして)まだ存在しない場合は、画像と内容を説明するキーワードを追加するといった簡単なプロセスを経て自分のアイテムを作成できる。そうすると、同アイテムをプロフィールページに追加した全ユーザーが同サービス内でリンクされる。また、該当アイテムをプロフィールページに追加したユーザー全員を表示する各アイテムごとの専用ページ が作成され、人びとがコメントを書き込むこともできるようになっている。
「Hotlistの目的は似たような関心を持つ人たちを引き合わせることにある」とHongは言う。このことは同サイトがこれまで数年間、非常にうまく成し遂げてきたことだ(同サービスをきっかけに出会った人たちが結婚するというのは一日あたり最高10カップル)。しかし、これは同時に、たまたま見事なビジネスストラテジーでもあった。
Hotlistによって、HotOrNotはユーザーたちの好きなブランド、映画、テレビ番組、それにその他のカルチャートレンドについて正確に把握することが出来る。今後、時間が経過するにつれ、HotOrNotはHotlistで人気が高まり始めるもの(たとえば人気を集めるホットなバンドなど)を最新トレンドとしていち早くキャッチ可能になるだろう。そして、ユーザーに前代未聞の正確さで各種商品をマーケティングできるようにもなるだろう。
Hotlistは、ユーザーに対して強い魅力を備えた新機能という点で希少な例だ(浸透率の高さがこの事実を物語っている)。そして、これはビジネス面でもすばらしいことだ。人びとがHotlistにより多数のアイテムを追加するにつれ、HotOrNotはより詳細な情報を入手する。そして、今後、これらの情報から収入を得られるようになるだろうと私は思っている。
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