ローカルで作業してネットに自動的に同期できる新表計算ソフト「Glide Crunch」明日登場
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by Erick Schonfeld on 2007年11月7日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

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グーグルなどWebベースの表計算は共同作業には便利でも、セルを素早くクリックしたり大型の表計算となると遅くなる。検索機能もブラウザができる以上のことはできない(嘘と思うなら500人の名簿から名前をひとつ探してみるといい)。マイクロソフトのエクセルなどデスクトップの表計算ソフトには、こちらの望む機能とスピードがすべて備わっているが、いかんせん共有が容易にできない。(そう、SharePointもあるが大体の人はメール頼みだ。巨大なファイルがメールで飛び交い版の管理が悪夢となっている)

明日(米国時間11/7)正午、ニューヨークの新会社Transmediaが自社のオンラインサービスGlideに表計算を導入し、オンラインとオフラインの世界をつなぐ一歩を踏み出す。新ソフトはその名も「Glide Crunch」(いい名前だ!)。 これまでGlideのアプリはワードプロセッサ、プレゼンソフト、メール、カレンダー、連絡先、オンラインの写真・動画・楽曲共有など全てウェブベースのアプリだったが、Glide Crunchで表計算はデスクトップでローカルのアプリとして操作できるようになる。ユーザーは普通に表計算を作る以外のことは特に何もしなくても、自分専用のGlide Webtopに自動的に内容が同期できるのだ。

オフラインで使えるウェブっぽいアプリが作れるプラットフォームと言ったらAdobe AIRとGoogle Gearsが2大柱。だが、Glide Crunchではそのどちらもベースに使っていない。TransmediaではC/C++を使って自力で一からアプリのコードを書いた。Google Gearsなどと違い、Glide Crunchではブラウザにデータをダウンロードしない。

「ブラウザには手をつけていません」 とCEOのDonald Leka。「ブラウザは限られています。データは限られただけしかホールドできないのです」

Lekaが言うには、例えばGoogleスプレッドシートを例にとると、セルは最大10万、シートは最大40枚だ。これに対しGlide Crunchは最大1670万セル、シートは表計算一つの中に無限に作れるという。

これ以外にもGlide Crunchには高度な公式、クロス集計機能(ピボットテーブル)、各種印刷フォーマット、そしてそう…表計算内サーチも備わっている。

ウェブに自動的に同期して他の人たちと共有できるローカルのパワフルな表計算。これ武器にLekaはエクセル利用者を本気で抱き込みにかかっている。この新表計算ソフトで市場の60~70%のニーズはカバーできる、というのが彼の読み。 「科学者や金融モデルを考える専門家は相変わらずエクセルでしょうけどね」とそれは認めるLekaだが。彼自身TransmediaのP&LにGlide Crunchを使っているが、これで十分間に合うぐらい堅牢だという。「当社ではなんでもGlideでやっていますよ」と彼。

Glideは最初の2ギガバイトが無料で、あとは12ギガバイトごとに50ドルの利用料がかかる。サービスには先ほど書いた全ウェブアプリが揃っているほか、iPhoneなど携帯端末からも使える。(前はできなかったが、これからはパワーポイントのスライドをiPhoneで見せることも可能になった。すばらしい)。 今月遅くから来月にかけてGlide Writeを皮切りに、メール、Glide Presenterと、Transmediaでは他の業務アプリのローカルバージョンも続々導入の予定だ。

Glideは利用者数ではGoogle Docsに追いつかないが(Glide利用者は合計約50万人、有料会員は14%)、機能性では抜きん出ているし、ウェブとデスクトップの融合という点でも先を行っている。同社の収益は年間$4M(400万ドル)台。VCマネーは入っていない。 調達額$6.5M(650万ドル)はエンジェル投資家からの出資で、投資家にはHarold Vogelのような元ウォールストリートのアナリスト数名も入っている。

glide-crunch.png

以下に、Glide Crunchがサポートする高度ファンクションの一端を並べておこう。:

機能
Sin – サイン(sine function)
Cos – コサイン(cosine function)
Tan – タンジェント(tangent function)
Asin – 正弦の逆関数(arc sine function)
Acos – 余弦の逆関数(arc cosine function)
Atan – 逆正接(arc tangent function)
Sinh – 双曲線正弦の逆関数(hyperbolic sine function)
Cosh – 双曲線余弦関数(ハイパボリック・コサイン=hyperbolic cosine)
Tanh – 双曲線正接(ハイパボリック・タンジェント=hyperbolic tangent function)
Asinh – 双曲線正弦の逆関数(ハイパボリック・アークサイン=hyperbolic arc sine function)
Acosh – 双曲線正弦の逆正接(ハイパボリック・アークタンジェント=arc tangent function***タイポ?)
Atanh – 双曲線正弦の逆正接(ハイパボリック・アークタンジェント=arc tangent function)
log2 – 2を底とする対数(logarithm to the base 2)
log10 – 10を底とする対数(logarithm to the base 10)
log -10を底とする対数(logarithm to the base 10***タイポ?)
ln – e(2.71828…)を底とする対数[logarithm to base e (2.71828...)]
exp – eのx乗(e raised to the power of x)
sqrt – 値の平方根(square root of a value)
sign – サイン(sign function -1 if x<0; 1 if x>0)
rint – 近似の整数に切り捨て(四捨五入?round to nearest integer)
abs – 絶対値
if – if … then … else …
min – 最低値(min of all arguments)
max – 最大値(max of all arguments)
sum – 合計(sum of all arguments)
avg – 平均(mean value of all arguments)
and more…

Operator
and そして(logical and)
or あるいは(logical or)
x あるいは(or logical xor)
< = 以下(less or equal)
>= 以上(more or equal)
!= イコールではない(not equal)
== イコール(equal)
> ~を上回る(greater than)
< ~未満(less than)
+ 足し算(Addition)
- 引き算(Subtraction)
* 掛け算(Multiplication)
/ 割り算(Division)
^ xのy乗(raise x to the power of y)
! 因数(factorial)

Crunchbase: Transmedia

[原文へ]

(翻訳:satomi)

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