朗報!楽曲CDの売上げが前年比20%ダウン
by Michael Arrington on 2007年3月22日

これはYouTubeで見つけた違法コンテンツ。このミュージックビデオを埋め込んだら私も違法ということになるんだろうか? それとも、Silversun Pickups(動画のバンド)と今のツアーのマーケティングに一役買っていることに? こたえは、「その両方」だ。

Wall Street Journalによれば、 楽曲CDの売上げは前年の同じ週に比べ20%も下がっているらしい。CD売上げはこの7年ずっと下落傾向だが、回復の兆しは一向に見える気配がない。楽曲の合法販売は年率50%前後の伸びを示している。しかし一部の推計では業界全体の収入は1年前に比べ25%も下がっているという。

音楽レーベルは、自分たちが巨額の利益を回収できる時代が終わったことに早く気づくべきだろう。そしてそれは早ければ早い方がいい。その方が結局は 自分たちのためだし、レーベルのお抱えバンドやわれわれ顧客にしても全く同じことが言える。デジタルの楽曲売上げも消えてしまった収入の埋め合わせにはならないだろう。自分らの顧客ベースを訴えても消えてしまった収入は、返ってこない。実のところ消えてしまった収入の穴を埋めるものなど、どこを見回してもないのだ。収入で言うなら業界の規模は、これからも縮小し続けるだろう。

問題は彼らの主力製品である録音楽曲の製作にかかる限界費用(マージナルコスト)がゼロなこと。あまりにも安く作れてしまうので消費者も自分で作っ てしまえるぐらいだし、また、実際に作ってもいる。毎月10億曲もの楽曲がダウンロードされ、そのほとんどはP2Pネットワークからの違法ダウンロードと いうのが現状だ。

録音楽曲のマージン価格がゼロの自然価格に近づくと、バンドは他に収入源が必要になる。ライブのコンサートはどんどん人気が上がって、これを最大の収入源にするアーチストも多くなりそうだ。録音楽曲はこうしたライブイベントの宣伝に使われていくだろう。人気のアーティストは、ものすごく贅沢な暮らしができるだろうし、それ以外のアーティストはずっと冷めずに活動を続けていけるかどうかで、音楽に対する愛情の深さが試されそうだ。

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  • http://jp.techcrunch.com/archives/will-drm-die-today/ TechCrunch Japanese アーカイブ » DRM、本日をもって死亡か?

    [...] DRM(デジタル著作権管理)は本日で死亡だろうか? あと5時間ほどで分かる。今日(米国時間4/2)、ロンドン時間の午後1時、EMIのCEO、Eric NicoliとAppleのCEO、Steve Jobsが40分にわたる共同記者会見を予定している。今朝早く、たくさんのプレスが招待されたのだが、内容については「エキサイティングな新しいデジタルコンテンツの提供」という以外全く明らかにされていない。しかしWall Street Journal紙はもうすこしくわしく知っているようだ。同紙によると (有料記事だが)、両者は共同して、EMIの楽曲の相当部分についてDRMを施さないでオンライン販売することに踏み切るという。EMIはUniversalとSonyについで世界3位のレコードレーベルだ。レーベルがDRMを好むのは、ユーザーが簡単に曲をコピーして友人に渡せないようにするためだ。逆にユーザーは曲の再生が単一のデバイスあるいはサービスに限定されてしまうのでDRMを嫌う。今年早く、Jobsはレコード業界に向けた公開状を出し、DRMを全廃するよう呼びかけた。Jobsはこの公開状で、iPod上では平均して1000曲中22曲、すなわち3%以下の曲しかiTunesから購入されていないと述べた。残りはCDからのリッピングか違法に入手されたものだというDRMなしのデジタル音楽を違法で無料で手に入れるのを助けるサービスが蔓延しているため、DRMを施されたデジタル音楽のセールスはCD売り上げの落ち込み―昨年は20%もダウンした―をカバーするほど急速に増加していない。ほとんどが違法なのだが、P2Pネットワークから毎月何十億回も楽曲がダウンロードされている。もしEMIが本当にDRMなしの楽曲の販売をアナウンスすることになれば、すべては、あるいは大部分は、Jobsの功績といっていいだろう。これでセールスが増加するなら、残りのビッグ3レーベルもこの動きに加わるだろう。そうなれば2007年4月2日は音楽ファンにとって永久に忘れられない日になるに違いない。CrunchGearにさらに詳しい記事がある。[原文へ] Apple [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/the-inevitable-march-of-recorded-music-towards-free/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 楽曲無料化行進曲は鳴り止まない

    [...] DRMの壁が音を立てて崩れ出し、楽曲CDの売上げは危険レベルまで落ちこんだ。プリンスやNine Inch Nailsといったアーティストは楽曲をタダで配ったり、そうかと思うとファンに楽曲盗んじゃえと言い出し、レーベルの顔に泥を塗っている。今週は、あのレーベル(Capitol Records)の支配から抜けたRadioheadがデジタル新アルバムをネットで発売、みんなが払いたい値段ならいくらでも構わないという異例の価格設定で業界に衝撃を与えている。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/forget-the-movie-go-to-a-concert/ TechCrunch Japanese アーカイブ » 映画はもういいから、コンサートに行こう

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