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2008年1月24日

さらば30秒試聴クリップ。Last.fmが回数限定フルトラックストリーミングで、購読制に一歩前進

Erick Schonfeld

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音楽業界にもついに創造的なライセンス契約が締結されたことは喜ばしい。今日(米国時間1/23)、CBS傘下のLast.fmは、従来の、ユーザーが好きだと思われる曲をランダムに流すディスカバリーサービスに加え、あらゆる楽曲を、3回までフルトラックでストリーミングできるようにしたと発表した。これは、将来購読サービスで何度でも再生できるようなることへの第一歩でもある。同じ曲を3回聴いた後は、今後のサービスの広告画面が表示される。

Last.fmは主要全4レーベルおよび独立系のほとんどのレーベルと、米国、英国、ドイツで楽曲をストリームする契約を結んだ。他の国でも近々可能になる。1曲につき1回だけロイアリティを支払うというウェブの経済では意味をなさない方式ではなく、アーティストやレコード会社は、曲が再生された回数に応じて継続的にロイヤリティを受け取る。Last.fmが1曲あたりいくら払うかの詳細は明かされていないが、実績払いモデルという方向性は、オンライン音楽サービスと、音楽業界双方にとって価値がある。

ほとんどの人は、楽曲を買う前に試聴したいものだ。現在のウェブ業界標準の「30秒クリップ」ではもうだめだろう。おそらくLast.fmは、この限定フルトラックストリームで、先鞭ををつけることになる。ただし、iTunesやAmazonが、30秒プレビューをやめるのは難しい。両社ともに広告や購読による定常的な収入がないので、継続的にロイヤリティを払う手だてがないからだ。少なくとも、まだ今は。

CrunchBase:Last.fm

[原文へ]

[訳者注:日本版Last.fmのサービス内容は上記とは異なっています。]

(翻訳:Nob Takahashi)

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