GoogleのLauren Turnerの職務一覧から「ブログ執筆」の項目が消えたことは間違いないだろう。Turnerは昨日(米国時間6/30)Googleのヘルス分野の広告ブログに、アンチ「Sicko」(Michael Mooreがアメリカのヘルスケア業界を叩いた最新作映画)の記事を書き、その中でヘルスケア会社に対して、Googleに広告を出して反論するよう呼びかけた。どうやらブロゴスフィアは思ったように受け止めてくれなかったようだ(われわれの記事はこちら)。
Turenerは、この映画が「ヘルスケア業界が患者の健康と福祉のために尽していることを無視している」と書いた。この意見に反対する人は多かったようで、すぐにTurnerのコメントに嫌気がさした。特にひどかったのは、記事にあからさまな儲け主義-広告を売りたい-がみえていたこと。
ブログを書いたり、広報部門にほんの一週間でもいたことのある人間であれば、会社のブログにああいうことを書くことはあり得ない。アメリカの何百万という人がこの国のヘルスケア問題で大いに困っているわけで、こういう偏向した話題はどう考えてもGoogleのような会社が反対の立場をとるものではない。しかも、反対する相手がMooreだったら。
24時間たたないうちに、Turnerは発言を撤回し、件の記事が個人的な考えでありGoogleのものではないと語った。それは結構なことだが、すでにダメージは与えられ、Googleは大きな痛手を被った。
Googleにはブロガーを支配しようなどと思って欲しくない。公開企業であるからにはGoogleでは、ブログ記事が公開される前に法務や広報を通っているはず(どうすり抜けたのかは謎だが)。こういうことが度々起きるようだと、Googleはポリシーやチェックの回数を増やすことになるだろう。そうなれば、Googleの中で起きていることが見えなくなってしまう。そうならないことを願うばかりだ。
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