GoogleによるDoubleClick買収が認められる見通し
by Duncan Riley on 2007年12月21日

Bloomberg記事に引用された各種情報源によると、The Federal Trade Commission(FTC:米連邦取引委員会)は、GoogleのDoubleClick買収に対し、はやければ今週中にも肯定的な判断を下すようだ、と見られる。

買収が4月に初めて明らかにされて以来、FTCは「同買収が不正競争を招く原因にあたらないかどうか」という視点から調査してきた。AT&Tやマイクロソフトなど多数の著名な業界関係者が同買収に反対を唱え、7月にはテレコム調査グループPrescursorのScott Clelandが同合併に対し、反対を強く主張した。

その際に、われわれは以下のように取り上げた:

FTC(米連邦取引委員会)は、独占禁止を妨げるようなテク業界内の行為に以前は反対してきた(もっとも有名なのはMicrosoftの件)。しかしながら、ブッシュ政権下では、ビジネス慣行について過去に比べてはるかに無干渉主義になった。Googleにとって順風満帆とまでは行かないだろう。しかし、最近の例から見てFTC(米連邦取引委員会)がGoogleのDoubleClickを実際に阻止しようとしたら驚きだ。

GoogleによるDoubleClick買収はオーストラリアではすでに認められている。しかし、ヨーロッパでは規制機関により再検討される予定だ

[原文へ]

(翻訳:Nobuko Fujieda)

  • http://jp.techcrunch.com/archives/google-doubleclick-deal-passes-ftc-hurdle-now-comes-the-hard-part-europe/ TechCrunch Japanese アーカイブ » GoogleのDoubleClick買収、FTCのハードルを越える―さて次のEuropeが難しい

    [...] われわれがすでに予想したとおり、事実FTC〔連邦通信委員会〕はGoogleの$3.1B(31億ドル)のDoubleClick買収を承認した。注目すべき点は、FTCが承認に当たって一切条件をつけなかったことで、これはGoogleにとって大勝利といっていいだろう。Googleは既存のビジネス部門のどれかを売却することも、現行のビジネスモデルのどれかを変更することも要求されなかった。Googleの主席法律顧問DavidDrummondはFTCの裁定の理由について次のように分析している。広告プラットフォーム市場はきわめて競争が激しい。 [これは事実]プライバシーはFTCが合併を承認する際に対象になる問題ではない。 [この点は運がよかった]データの統合も問題にならなかった。 [つまりGoogleとDoubleClickの間にファイアウォールを置いてデータを別個に管理しろとなどと求められずにすんだということ。こういった条件がついたら買収は台無しになるところだった]広告主と広告掲載者が反対していない。 [まあ、少なくともFTCに聞こえるほどの大きな反対の声は上がっていない]ということでアメリカはクリアしたがGoogleにはさらに困難なハードルが待ち受けている。EUはそう簡単に認めてくれそうにない。そもそも決定が下されるのが4月まで延期されるかもしれない。(旧世界の行政は旧世界のペースでコトを進めている)。その間、昨日のViacomとの契約のように、MicrosoftはできるだけDoubleClickの業務を横取りしようと試みるだろう。さらにEUへのロビーイングに多大の時間と金を使わなくてはならない。決定までの時間がかかればかかるほど、Microsoftに広告市場で差を詰めてくるチャンスを与えることになる。しかし、合併がひとたび4月に承認されれば、DoubleGoogの反撃が始まることになるだろう。[原文へ](翻訳:Namekawa, U) doubleclick Google Microsoft viacom [...]