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2006年10月31日

Google Video、収益分配で上流指向へ

Marshall Kirkpatrick

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Brightcoveのローンチのおかげもあって、今日(米国時間10/30)は ニュースに事欠かないが、この日のビデオ界の重大ニュースはこれだけではない。Google初の「スポンサー付ビデオ」がデビューしたのだ。The Domino Effectと題したこのビデオは「Diet CokeとMentos」のパート2で、白衣の男たち、EepyBirdの作品。スポンサーは、まさかの Coca ColaとMentos。ふたりが作った元のビデオは、これよりももっとずっと 楽しめて、Revverの報酬分配システムで $35,000稼いだそうだ。

今日のGoogle 公式ブログによると、今回の作品は、今後増やしていく予定のスポンサー付ビデオの、ほんの手はじめだという。これはGoogleのこ れまでのビデオコンテンツのロングテール路線から外れるものだ。スポンサー付ビデオのプログラムに参加したい人のためのGoogle Videoのページを見ると、1000時間分以上のビデオを持っているパブリッシャーが対象ということだ。EepyBirdのビデオ に入っている広告はいかにもプロデュースされたポストロール。これは、シロウトが自作のビデオをどんどんアップロードしてAdSenceをくっつける、と いうのとは訳が違う。おそらくここはYouTubeの役割で、Google Videoは、ちょっとインテリでフォーマルに作られたビデオ作品向けということだろう。

史上最大のロングテール収益エンジンを作ったGoogleが始めたビデオ事業が、エリートプロデューサー向け、というのは興味深いことだ。同じ日に Brightcoveはもっと多くのビデオ製作者向けの完全無料ネットワークをローンチしているし、Metacafeが新しく始めたProducer Rewardsというプログラムも大衆向けだ。Metacafeは、2万ビューを越えた作品には、その後の1000ビュー毎に$5を パブリッシャーに支払っている。

時とともに何ごとも変わっていくのはわかっているが、どうやらGoogleでは自社のビデオサービスに求められているのはナウなトレンドではないという結論に達したらしい。彼らが欲しいのは上流の格式なんだろう。Diet Cokeが何百本も爆発した後に広告が流れることが、今ここでの「上流」だというのなら、Googleのやっていることにも一理あるのだが。果して Googleが、巨額の広告収入をアマチュア・ビデオ・プロデューサーのエリートたちと分けあって、活気あふれる、クリエイティブで本物のビデオ・コミュ ニティーを作ることができるのかどうか、ぼくには疑問でならない。EepyBirdのニ番煎じビデオは、どうしようもなく退屈だった。

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