Grouper、街角の量販店をターゲットに。$65Mのビデオ共有スタートアップ企業買収を覚えている?
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月17日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

Sonyが$65 M(6500万ドル)で8月に買収したビデオ共有サイトのGrouperは、大衆市場向けのビデオカメラ会社Pure Digitalとのパートナーシップ提携を発表。11月から、Pure DigitalのビデオカメラはGrouperへビデオを自動的にアップロード、あるいは二段階のプロセスを経てGoogle Videoにアップロードを可能にするソフトウェアと共に出荷される。

今回のパートナーシップは、“P2P流通システム”や“ビデオ編集機能ソフトウェア”などに加えて、Grouperの価値を高める重要な部分を占める数あるディストリビューション契約のうちの一つ。

Pure Digitalは薬局や大型小売店において200ドル以下でカメラを販売している。ユーザーは写真やビデオを撮影後、カメラを販売店に持ち帰り、撮影した内容をDVDに移してもらうことが可能。今回のGrouperの流通契約については、Sonyによる買収以前から進行中だったし、ウェブカメラ製造業者の Logitechとしばらく提携しているものと似ている。Sonyによる買収1週間後、Grouperはユーザーによる製品レビューを活発なものにすることを目的に、ショッピングサイトBuy.comとのパートナーシップも発表した。

オンラインビデオのように競争が激しい分野では、優れた技術を持っているだけでは、充分ではない。自サービスを多数のユーザーの前に露出できるような明確な方法が不可欠だ。もしYouTubeが著作権付きコンテンツを利用することで初期ユーザー獲得を狙ったのであれば、ビデオキャプチャ・プラグインのVideoEggは、現在、重要なネットワークとなっているソーシャルネットワークパートナーの広告提供を対象にするといった具合。この種のパートナーシップでは、Grouperは明かにパワフルな独自流通経路を持っているといえよう。

8月のSonyによるGrouper買収の際、僕たちは買収金額とサイトのトラフィック数を比較し、それにYouTube とのナンバーも比較してみた。Grouperが買収されたのはP2Pとビデオ編集に関するテクノロジーであってユーザー数によるものでないと認めた上で、1ユーザーに対する金額としてみると YouTubeのバリュエーション(企業価値)はおよそ$2 B(20億ドル)と示唆。その当時は、この金額に強い抵抗感がある人もいた。結局、GoogleはSonyがGrouperに支払った25倍の金額を合計支払ったことになる。

Grouperは今日、デスクトップやPSPデバイスへのSonyビデオのP2P配信をサポートとするだけでなく、Logitech、 Buy.comそれに今回のPure Digitalといった企業とパートナーを結び、大量市場ビデオパブリシャー(mass market video publisher)をもSony/Grouperのチャンネルへと取り込むようになった。大量市場ビデオパブリシャーというのは比較的新しいフレーズだ。ウェブカメラによって録画され、サイト上にアップロードされたビデオは今までのところわずか10000本に過ぎない、とGrouperは言う。 YouTubeが他サイトとくらべて明かにはるかに多数のユーザーを獲得する一方、ハードウェア市場と直接連携をもたらすGrouperの契約は賢明なものだ。

[原文へ]

Leave Comment

Commenting Options

Create an avatar that will appear whenever you leave a comment on a Gravatar-enabled blog.

Trackback URL
  • Ads by Overture
  • MediaTemple Logo
  • QuickSprout Logo
  • OpenX Logo
  • Cotendo Logo