大流行のバーチャルワールドにIACのZwinktopiaが新たに加わる
by Michael Arrington on 2007年5月1日

InterActiveCorp(以下“IAC”)がティーン向けの新しいバーチャルワールド、Zwinktopiaをローンチした。タイミングはこれ以上望めないほど絶妙と言っていいだろう。バーチャルワールドの業界では、Gaia、Habbo Hotel、Cyworld、Neopets、Club Penguin、Webkinzなど他社も、月間ユニークビジター数でも総滞在時間でも爆発的に伸びている

IACのZwinkyというサイトでは昨日まで、カスタマイズされたアバターを提供していた。ユーザーは1万種類の衣装、アクセサリーその他のアイテムが選べて、出来上がったアバターはMySpaceなどサイトにエンベッドすることができる。ユーザー同士で友達になることもできるなど、ベーシックなSNSの機能も備えていた。この分野ではStardollも参照のこと。

Zwinkyの大部分の機能は、ユーザーがインストールする(ただし必須ではない)ブラウザツールバーを介して利用可能。Zwinky側によると2007年3月時点で、2千万のツールバーがアクティブに利用されているという。Zwinkyのビジネスモデルの一部は、このツールバーの検索機能広告からの収入に頼っている。

今日(米国時間4/29)からこのZwinkyには、Zwinktopiaと呼ばれるバーチャルワールド機能が新たに加わる。ユーザーは自分のアバターをこのワールドで動かし、他のユーザーとチャットしたり、Zwinktopiaのバーチャル通貨Zbucksを稼いだりできるほか、このZbucksを使えばアバターの衣装その他のバーチャル商品の購入も可能だ。

ZwinkyはSmiley CentralやCursor Maniaと並んでIACのFun Websグループの一員として、 年間$100M(1億ドル)の売り上げをもたらしている。Fun WebsグループはConsumer Applications and Portalsグループに属し(iWonとExciteもこのグループ)、責任者はScott
Garell。

3月には全世界でZwinkyだけで470万のユニーク訪問者を記録している(Comscore)。これはSecond Lifeや、この記事の第1段落に名前の挙がったどのバーチャルワールドサービスよりも多い。もしZwinkiyのユーザーからある程度の部分をZwinktopiaに呼びこむことができれば、World of Warcraftのようなゲームは別として、没入タイプのバーチャルワールドとしては世界最大のサイトになれるだろう。以下に米国内のComscoreの比較データをはっておこう。

GigaOm’sのGaiaに関する 記事もご参考に。 Gaiaは多分Zwinktopiaにいちばん機能的に似ている。

アップデート: 下の動画はIACが流すZwinktopiaのテレビCM。月曜NBCにて放映予定だ。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/stardollcom-from-little-things-big-things-grow/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Stardoll.com―小さく産んで大きく育てる

    [...] 子供のころにペーパードルに熱中した経験を生かして、スカンジナビア生まれのLiisaは人形や人形の衣装やアクセサリーの絵を描いてGeocitiesにアップロードし始めた。その個人のホームページが次第に成長し2004年にはPaperdollHeavenとしてスタートした。現在はStardoll.comという名前になっているが、このサイトは2006年2月にIndex VenturesからシリーズAのラウンドで$4M(400万ドル)を、同年6月にはほかならぬSequoiaからシリーズBのラウンドで$6M(600万ドル)のベンチャー資金を調達している。これはゼロから出発して大金持ちへというサクセスストーリーで、その点でもStardollは注目に値する。また現在この分野は非常に成長が速い。われわれの先週のZwinkyの記事を参照のこと。Stardollは一から十までお人形とその衣装についてのオンラインサービスである。Stardollでは、ユーザーは自分で独自の人形をデザインすることもできるし、豊富な「セレブ人形」のコレクションの中から好きなものを選ぶこともできる。ユーザーは選んだ人形にバーチャルファッションを着せて楽しむわけだ。それぞれの「セレブ人形」は独自の洋服や靴、アクセサリーなどのワードローブ一式をどっさり持っていて、さらに毎週新しい「セレブ」とそのワードローブがお目見えする。ユーザーにそれぞれページが割り当てられ、自分の人形を飾って公開することができる。ユーザーページには、ゲストブック、日記(ブログ)、友達リスト、アルバムなどの機能も揃っている。大半のユーザーは10歳から17歳の女の子なので、オンラインでの安全確保がきわめて重要な問題となる。Stardollではユーザーの匿名性を守るために何層もの予防措置を講じている。ユーザーが本名や住んでいる地域のような個人情報をページ上で不用意に明かすことがないようシステム作りがされている。このサービスに加入すると、当初まず25「スタードル」のバーチャル通貨が支給され、この通貨で人形のアクセサリーを購入することができる。アクセサリーは1「スタードル」から35「スタードル」で、ユーザーは1米ドルで10「スタードル」を追加購入することができる。現在、Stardollでは毎日6万から18万点のアイテムが売れている。このサイトを支えているストックホルムのチームは今や40人にまで成長し、ロサンゼルスにオフィスを開設する準備を進めている。アメリカでのマーケティングを推進するために、Disney’s Kids Networkの執行副社長だったMatt Palmerが雇われている。Stardolには714万4,735の登録ユーザーがあり、毎日2万人の新しいメンバーが加わっている。月間ユニーク訪問者は550万人。ヨーロッパ生まれのサービスだけあって、サポートする言語は、フランス語、イタリア語、スペイン語、ハンガリー語、ポーランド語、そしてドイツ語ユーザーのために、専用の.deドメインでのサービスが最近ローンチされている。トラフィックの30%は米国から、50-52%がEU地域内から来ている。こういったサイトはすべてのユーザーの関心を引くわけではない―特にテクノロジー系の仕事をしている男性読者にはおそらくまったく興味がないだろう―が、統計数値自体がこのサービスがターゲットとするユーザーの間で確固とした成功を収めていることを物語っている。なによりも投資者の中にあのSequoiaが含まれているということを見るだけで、特に天才でなくてもこのサイトが成功した証だと気づくはず。さらにこのサイトの成功は、いろいろな意味で励まされるメッセージだ。Web 2.0の次代のチャンピオンを目指して資金調達に奮闘することに疲れ、意気阻喪することもあるはず。Stardollは「小さく産んで大きく育てる」ことが時には可能であることをわれわれに示してくれている。[原文へ] stardoll [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/club-penguin-may-be-acquired-by-sony-for-500-million/ TechCrunch Japanese アーカイブ » SonyがClub Penguinを$500M+で買収交渉中

    [...] IACからライバルのZwinktopiaがローンチしたのを受け、Club Penguinについては先月ここで紹介しているが、ライバルそっちのけで業績を伸ばしている。2007年には数値目標$65M(6500万ドル)、利益$35M(3500万ドル)で、最低マージン50%は普通考えられない数字だ。同社のアクティブユーザー数は現在約50万人である。 [...]