IdioはFlash利用のオンラインマガジン。ローンチは明日(米国時間10/25)。デザインと音楽に関するパーソナライズしたコンテンツとリッチメディア広告を配信予定。エンジェル投資で資金調達し、UKに拠点を置く。Idioが成功するチャンスはかなり大きいと思う。また未来を見通す上で重要なものではないだろうか。
Idoの利用方法は次のとおり。ユーザーは自身の個人情報(性別、居住国など)を入力し、スライダーを利用してミュージックジャンル等のような項目に関する興味や関心の程を指定する。そして、ライセンスされたプロのコンテンツからユーザー生成コンテンツまで嗜好にあったものを選択し、各ユーザーによりカスタム化されたFlashマガジンを制作できるという。
Idioを読んでいる間、ユーザーは特定のコンテンツに関してシンプルな方法で善し悪しの評価を尋ねられる。これらのデータは、異なるユーザーに対しどの記事を表示するかを決定する材料として利用される。
寄稿記事が対象として選ばれたブロガーやその他のライターには、広告収入が共有される。寄稿は直接投稿とRSSフィードをシンジケートする方法がある。広告主はマガジンに埋め込まれた小規模サイトやリッチメディア広告に料金を支払うつもりはあるので、収入共有は実体のあるものになるだろうと同社は話す。広告主に誰が最初に名乗りをあげるかはとても興味深い。
YouTubeは(Flash広告の枠を超えた)ある種のFlashコンテンツはビッグマネーになる可能性を明白にした。Flashゲームサイトは急速に増加している。例として僕たちが先週ここで取り上げたKongregateを見てほしい。もちろん、広告はFlashであふれている。また、Flashは何となくユーザーにとって圧迫感を与える印象もある。とはいえ、Flash広告をサイト内部に埋め込んだパーソナライズド・ウェブマガジンは手堅いストラテジーに思える。
美しいうつわ(サイト)を制作するのと(Idioはこの点はすでに実現済み)、高品質のコンテンツを定期的に掲載するというのは別のことだ。最初にデザインと音楽に重点を置くとしても、他のオプションに不足せずにどのようにニッチユーザーを満足させるのかという深刻な課題に直面するだろう。寄稿者への対価として十分な報酬を支払い、良質のラインセンスされたコンテンツを購入できるほど十分な収益を得るというのなら、この課題は解決されるだろう。今、個々のコンテンツプロデューサーとのレベニューシェアモデルにより、繁盛している例がオンライン上にいくつ存在するだろうか? 多数というのにはほど遠い。これは多くの人たちが試みていることだが、最低限必要なユーザー数を獲得するのになぜか大半は失敗している。
Idioは読者の興味をそそるものとなるだろうか? James YuはIdioについての長文記事をBuzzShoutに掲載。記事中、同社が自サービスを“glossy RSS feed(光沢紙を用いた高級雑誌のようなRSSフィード)”と描写したことに触れ、彼は自分用のカスタム化は自身のRSSリーダーで充分こと足りていると述べた。Yuはそう言うし、僕も同感だ。まったく骨組みだけのRSS購読モデルにあまり慣れていない人にとってはIdioをより楽しむだろうと思う。MyYahooのようなサービスの成功に見られるように、シンプルなRSSインターフェースは大衆によって受けれらやすいだろう。IdioのようなRSSを動力としたサービスは、未来のメディアをさらに象徴するものだろう。
流動メディアでのよく出来たビジュアルデザインはとても魅力のあるものだ。もし、Idioがスポンサーと内容の濃いパーソナライズされた利用体験を実現するために必要なコンテンツを獲得出来たら、同社が大成功を収めることも可能かもしれない。
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