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2008年3月4日

InsideTrip―航空券は安ければいいというものではない

Mark Hendrickson

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InsideTripは航空券の検索エンジンの分野に先週末に登場したが、KayakMobissimoなどと似たサービスだ。

もう少し老舗のサービスであるOrbitzExpediaとも似ているが、InsideTripはユーザーの航空券購入の手助けをするのが目的ではある。ただし、他のサービスが主に最安値のチケットを探すことに力を注いでいるのに対して、InsideTripは目的の区間で「もっとも価値の高い」フライトを選ぶことを助けようとする。

フライトの価値は基本的に3つの積極的要素(スピード、快適さ、利用しやすさ)と12の「苦痛な要素」(途中経由地の数、セキュリティー・チェックの時間、座席間隔、飛行機の機種、乗り継ぎ時間、ゲートの位置など)によって計測される。InsideTripのユーザーは「苦痛な要素」の中から特に重視する要素を選択することができる。InsideTripはユーザーの指定に基づき独自のアルゴリズムでそれぞれのフライトについてTripQualityという価値の指数を計算する。これにチケットの価格を加えてユーザーは総合的にもっとも満足度の高いフライトを選択することができる。

ファウンダーのDave Pelterによれば、 TripQuality指数を決めるベースとなる情報はInsideTripがさまざまな情報源から収集してきたものだとのこと。ある種の情報はオンラインで簡単に入手できるものだが、InsideTrip自身が推定したものもある。空港ごとにセキュリティーチェックを通過する時間は運輸保安局(Transportation Security Administration)がオンラインで発表している情報を使っている。他の情報は航空会社や空港のウェブサイトからスクレーピングしたものだ。

以前、乗り換え時間が足りないチケットを買ってしまった経験がある身としては、価格以外の点も考慮の対象としてくれる検索エンジンはありがたい。今もこれからも、普通のユーザーにとってはチケット価格がやはりいちばん重要な考慮の対象になると思う。しかし、Pelterは「最近では検索してみても価格はほとんど変わらない」と述べて価格以外の価値の推計が有効である点を述べた。InsideTripはフライト情報と価格情報をOrbitzから抽出している。また比較検討を終えて実際にチケットを購入する段になるとユーザーを再びOrbitzに連れ戻す。

InsideTripの機能でもうひとつ便利なのは、一回の旅行で必要になる各フライトと乗り継ぎ時間が一目でわかるビジュアル・バーで、これは複数のフライトのオプションを比較するときに便利だ。システムはいちば価値が高いと計算されたフライトの組み合わせにフラグを付ける。

注意:今朝私がこのサービスを試した時点ではバグで動作が停止することが何回もあった。すぐに修正されることを期待する。それからこのサイトはまだSafariをサポートしていないので、MacユーザーはFirefoxを使うこと。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

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