2007年10月24日

JackBe、$9.5Mを調達―エンタープライズ・マッシュアップを提供

Mark Hendrickson

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われわれは普段あまりエンタープライズ向けのニュースは報じていないが、JackBeはエンタープライズ向けサービスであるにもかかわわらず、そのベースを非常にWeb 2.0的なコンセプトの上に置いている―それはマッシュアップだ。どうやらこの戦略は成功しているらしく、JackBeはHarbert Venture PartnersとCore Capital Partners、それに以前からの投資家であるIntel Capital、Darby Technology Ventures、Blue Chip Venture Companyから $9.5M(950万ドル)の資金を調達することに成功した。

JackBeの提供するソフトウェアパッケージPrestoのコンセプトはシンプルだが、その結果は私には理解がいささか難しい。一方では簡単な説明が可能だ。このソフトウェアは大企業のIT部署のファイアウォールの背後に置かれたサーバにインストールされ、さまざまな情報ソース(SOAP、RSS等)から収集した情報をブラウザを通じてエンドユーザーに提供する。ユーザーは受け取ったデータをブラウザ上で(Yahoo Pipesのように)さまざまに組み合わせ、加工して所望の分析を行なう。Mashupは(グラフ、地図、グリッドなどを利用して)基本的に10種類の方法で行なわれ、その結果は同じ企業ないし組織内の他のメンバーと共有することができる。

しかし他方では、Prestoのように非常に基本的なレベルでマッシュアップができるソフトウェアの場合、いくつかの標準的な応用例を見たぐらいでは、膨大な組み合わせの可能性があるため、全貌を簡単に理解することができない。JackBeの顧客ページでは、CitigroupがPrestoを利用して税の徴収、銀行窓口業務、クレジット処理、支店の運営、保険の見積もりと販売、eバンキンングを行なっていると紹介されている。国防情報局(DIA)では、個別ユーザーが将来の参考にし、また同僚と共有するため、ドラグ&ドロップとブックマークをベースにして多様な元情報の整理を行って、状況認識を図示するのに利用している。タッパウェア社では現場のセールス担当者に対しリアルタイムで価格や在庫の最新情報を提供するシステムを作っている―皆さんにも私の言う意味がお分かりいただけただろうか?

JackBeはワシントンDCに本拠を置いている。1年半前にAjaxウィジェットの開発企業としてスタートしたが、企業における複雑なカスタマイズされた情報処理のニーズが高いことを見てとって方針を変えた。ライバルはIBMやBEAなど。

Prestoの詳細についてはこちらのInfoWorldの記事を参照。

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