新しい出会いを安全かつプライベートに行いたいならJanglだ。 ここの「Social Communications Widget(ソーシャルなコミュニケーションのためのウィジェット)」 は簡単なウィジェットを使って、こちらの電話番号を隠したままSMSを送受信したり、ボイスメールを残したりできる。
ライバルのJaxtrと違って、Janglでは直接SNS(Match.com、Tagged、AdultFriendFinder、Fubar)やFacebook/Beboアプリ(推定8000万プロフィールに導入済み)と契約を結ぶことで普及を図ってきた。Jaxtrは逆にメールリンクと個人サイト主体に広まってきたサービス(Jaxtrは登場5ヶ月未満で500万ユーザーを確保した)。
その提携続きのJanglが今度は、孤高の出会い系サイト「PlentyOfFish」とサイト導入で契約を結んだ。
PlentyOfFishはその辺のデートサイトとなんら変わらないサイトだが、利用は完全無料。 ファウンダーのMarkus Frindはバンクーバーのアパートからこのサイトを運営しているのだが、無料にしても広告収入がまだ年間$10M(1000万ドル)も入るので十分ペイする。
Comscoreがまとめた2007年12月期の人気出会い系サイトの堂々トップにランクイン。その月間ページビューは平均13億件で、1時間当たり2万セッション、300万PVを確保している。
サイトでデートしたい人たちは、Janglのウィジェットを使ってリアルの電話番号を伏せたまま、デート相手と電話、SMS、ボイスメールで連絡が取り合えるようになる。この機能のお陰でプライバシーを犠牲にしなくても交際を次のステップに進めたり、ただ賢くテレホンセックスが楽しめるというわけだ。通話は業務提携先のJajahサーバーがターミナル。PlentyOfFish同様、Janglでもテキスト広告でサービスの収益化を図るが、これはJanglにとっては初めての試みで、他サイトでは広告抜きか、会費の一部からサービス料を回収している(match.com)。
こう見てくると、ソーシャル通話専用ウィジェット(特にJaxtrとJangl)は今VOIP市場で最も旨みのある分野のような気がしてくる。既存の通話ラインと料金切り下げを競うのでなく既存のラインにない本当に価値のある用途(ユーティリティ)を加えているからだ。ここに名前の挙がってない他の音声専用ウィジェットにはCcube、Tringme, and Snapvineもある。
収益化の方はまだ何ともいえない。2社とも今はビジネスモデルの試運転中(Jaxtrは通話ミニッツ課金モデル、Janglはレベニューシェア)なので、どちらがうまくいくモデルで、どちらがダメか、結果はいずれ時間が教えてくれるだろう。この両社なら今後も引き続き、グーグルのGrandCentralのような更に高度な機能の採用を進めていくに違いない。
CrunchBase: Jaxtr Jangl Jajah GrandCentral
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(翻訳:satomi)
