Jaxtrが$10M調達、メンバー数100万達成
by Nick Gonzalez on 2007年8月29日

jaxtr_logo.jpgJaxtrはAラウンドで$10M(1000万ドル)を調達、リードはAugust Capitalで、他にMayfield Fund、Draper Richards、Draper Fisher Jurvetson、Luxemburg拠点のMagrove Capitalが参加した。また、同サービスの登録ユーザー数は先月中に倍増して合計100万ユーザーとなった。来年末までに、出資額の回収と、2000万ユーザー達成を目指す。

Jaxtrは、ユーザーが自分の電話番号を匿名でウェブに掲示したり、長距離通話を安くかけることができる電話サービス。VOIP上のJaxtrの番号を経由して、通常の番号に電話を繋ぐ仕組みだ。電話は既存の電話番号ではなく、Jaxtrの新しい番号宛にかけられるので匿名で通話できる。これを使って、かかってくる電話を全部留守電に送り、自分に直接かけることのできる相手を決めておくことができる。長距離電話は一般回線ではなくVOIP回線を経由するため、安くかけられる。

サービスは、埋め込み型のウィジェット経由で簡単に利用できるが、Jaxtrによると、今のこの伸びはメールやソーシャルネットワーク以外のウェブサイトに置かれた直接通話リンクによるものだという。

JaxtrはGrandCentralと同じくVOIPを既存電話への機能追加の道具として使っており、他のVOIPスタートアップがコスト削減を主体にしているのとは対照的だ(VOIPサービスについてのわれわれの総まとめはここ)。Janglも同じカテゴリーのサービスで、電話をかけてこられる相手をコントロール することもできる。Janglは、有名なところではVarious, Inc.、Justin.tv、Fubar、Revision3らと次々と業務提携を結び、オンラインプロフィール数は2000万を超えている。

損益分岐点を超えるための方策として、有償サービスや広告を導入し、ソーシャルネットワークで新サービスを行う予定だ。有償サービスは最大の収入源になる見込みで、ユーザーは「Jax」という市内通話時間に変換できるバーチャル通貨を追加購入できるようになる。現在ユーザーは毎月100Jaxを無料でもらえ、米国なら100分間の通話と交換でき、各国の国内通話料金に応じて変換率が変わる(ヨーロッパでは15分にしかならないこともある 。長期的には携帯電話のような段階的な料金体系などを考えている。

第2の収入源はサイト上のユーザーのJaxtrアカウントでの広告。Alexaのトラフィックデータを見ると、時折りトラフィックが急増しているが、主な原因はユーザーが留守電を聞きにくるためだ。会社ではトラフィックの数字を公表していないが、KonstantineはAlexaの数字に異を唱えていない。トラフィックの落ち込んでいる部分は、メンバー数の急増に対応しきれなかった時だと説明している。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/jaxtr-racks-up-over-5-million-users-in-under-5-months/ TechCrunch Japanese アーカイブ » ソーシャル電話サービスのJaxtr、5ヶ月でなんと500万ユーザーを集める

    [...] ソーシャル電話サービスのスタートアップ、Jaxtrは目覚しい成長ぶりだ。この5ヶ月弱(正確には140日)でなんと500万ユーザーを集めることに成功している。7月のユーザー数が50万だったからちょうど10倍だ。Jaxtrではこの成功を、サービス自体の機能が優れていることと、メール中に通話のリンクが貼れることによるバイラルなプロモーションの成功によるものとしている。8月にJaxtrは100万人のユーザーを獲得したことと、$10M(1000万ドル)の資金調達を行ったことを発表した。この成長に合わせて、同社はMySQLの前CTO、Taneli Otalaをエンジニアリング担当副社長にスカウトした。Jaxtrの数字を、その主要ならライバルで、最近提携したJanglとJajahの数字とを比べるのは難しい。Janglはサイトとの提携によってユーザーになってくれる可能性のある潜在的な顧客の数しか発表していない。有力な提携サイトとしてはMatch.comとかTagged(こちらは4千万人分のプロフィールにアクセスできる)などがある。Jajahは最近ユーザーが200万を超えた。Jaxtrは非常に広汎な通話サービスを提供している。ユーザーはウィジェットを利用して匿名で通話することができる。あるいはJaxtrの電話番号で電話を受け、それをユーザーの実際の電話番号に転送させることもできる。Janglと同様、Jaxtrも受信する通話のフィルタリングとかボイスメールのような高度な機能を提供している。これらのサービスはすべてユーザーの実際の電話番号を相手に知られることなして利用できる。また複数のデバイスへの電話を一括管理できるGrandCentralのような機能も開発した。ユーザーは多数の電話番号をJaxtrのアカウントに登録しておき、特定の番号については直接ボイスメールに転送するよう設定できる。JaxtrのCEO、Konstantin Guerickeは「約85%のユーザーはアメリカ以外の国の居住者で、アメリカ居住者は15%」と述べた。JaxtrのようなVOIP通話システムの直接かつ最大のメリットは国際通話(220の国・地域から利用可能)が安くなることだから、これは当然だろう。JaxtrのようなVOIPによる長距離通話は、両端の市内通話の中間を安価なインターネットを利用した通信に置き換えることによってコストダウンを可能にしている。Jaxtrのユーザーは毎月100分間の無料通話ができる。ただしJaxtrユーザー同士の通話は100分の制限にはカウントされず、何分かけても無料だ。Jaxtrの将来のビジネスプランは、ユーザーに〔100分を超す〕有料通話を販売することと、無料アカウント用のウェブページへの広告掲載だ。Crunchbase JajahCrunchbase JanglCrunchbase Jaxtr[原文へ](翻訳:Namekawa, U) Jajah Jangl Jaxtr [...]