Jiglu:法人レベルの自動タグ付けを無料から
by Mike Butcher on 2007年10月16日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

コンテンツにタグ付けを賢く行うには、コンテンツ生成時に手動で行う方法と、テキスト分析アルゴリズムで自動的に行う方法の2通りがあるが、前者は効率が悪く時間もかかるし、後者はお金がかかるという問題がある。

その点、今日(米国時間10/15)ベータ版が正式に公開となるJigluでは、タグ付けにちょっと違う2つのアプローチを試みている。まず第1に広告つき無料ウィジェットでサイト内の別のページにビジターを誘導し、ページビューと広告収入を高める方法。そして第2が大手コンテンツプロバイダー相手に提供するホワイトレーベル/OEMサービスで、こちらは高価な法人用システムにはディスラプティブなサービスになりそうだ。

JigluTechCrunch40のDemoPit出展企業。結構注目を集めたが、当日は何の発表も行わなかった。が、今日はこれまでサイト内の別の素材にビジターを案内するには手動でタグ付けするほかなかったニュースサイトやブログの間で大分反響があるようだ。ちょっと忘れてしまいがちなことだけど、タグ付けはまだ大体が手動という分野。ダイナミックにリンクやタグが自動生成できて、コンテンツ内部にディープに読み手を引き込んでくれるものが出たら、今は何であれウェルカムなのである。

Jigluのjavaスクリプトのウィジェットは英語版ならどのサイトでも使える。 ウィジェットからJigluのサーバーを呼び出し、サイトの投稿を要素のパーツに分けてコンテンツが互いにどこにフィットするか分析。こうして投稿同士の関係性確立が済み次第、Jigluサイドで自動的にコンテンツにタグとリンクをつけてくれるのだ。しかもJigluではブログやサイト最大10件の情報を一本にアグリゲートすることも可能で、こちらもコンテンツ同士の関連性を分析しながらアグリゲートしてくれる。無料ウィジェットは、とりあえずAdSenseの広告でサポート。広告は検索結果に対応して表示される。ブログで実際にウィジェットがどんな風に動くか見たい人はこちらに導入ブログのサンプルがある

無料ウィジェットもいいけども、もっと面白いのはJigluが公開したホワイトレーベル版だろう。これは月間ページインプレッション数100万を超えるサイトを対象に提供する。無料ではなく有料だ。つまり全検索結果からJigluのブランド名が消え、サイトのブランドが表示される、というわけ。OEMバージョンでは分析機能も備わっているので、サイト上でユーザーがどう動いているか詳しく掴めるという(CEOのNigel Cannings談)。

これは広告ベースのウィジェット以上にJigluにとっては大きな収入源になるだろう。特に、コンテンツにタグ付けを行う法人レベルのシステムは軒並み高価なことを考えると、そのポテンシャルは高い。仮にJigluが…そうだな…Autonomyのようなことか、あれに近いことがもっと競争力のある価格で提供できたら、ディスラプティブになること間違いなしである。Autonomyや類似のサービスは本気の対応が迫られそうだ。Jigluはたった1行のJavaスクリプトだ。計算は簡単にできるだろう。

Jigluが名前を変え、法人サービスを再ローンチしたのは当然の動きで、実言うと元々はMailspacesと呼ばれていたメールトラフィック分析ツール。それが姿を変えたのが今日のJigluというわけで、法人のロスがブロガーのプラスとなった。

Jigluを提供するのは英国出身の企業だが、基本的に業務はシリコンバレーから行うとCanningsは話している。投資はOxford Technology Partnersはじめ英国のベンチャーキャピタリスト各社から調達した。

[原文へ]

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