5年前に投機が破綻したハイテク業界を去り、安定投機の不動産業界に畑を変えたジム・クラーク(Jim Clark)。彼はシリコングラフィックスとネットスケープ、WebMDのファウンダーとしてウェブで巨万の富を築いたビリオネアだ。
ハイテクを離れExcite@Home元CEOのTom Jermolukと共にマイアミでコンドミニアム建造事業を始めたはいいが、どうやらハイテクのスタートアップにしがみついてた方が良かったようで、NYTimesにこんな記事が載った。;
彼らの会社Hyperion Developmentが最初に着手した事業2件は延期と買い手の不満に見舞われた。第1タワー「Blue」でも一部住民の間からアメニティー(快適性)の面で約束が違うとして同社を訴えると脅迫の声も。さらに、入居330世帯の複合ビルのそれ以外のオーナーたちは購入価格以下でコンドを売り払おうと躍起だ。
Blueの問題はHyperionの威信をいたく傷つけた。結果、第2タワー「Marina Blue」(全516世帯)の分譲手付金を払ったバイヤーからも購入クロージングを見合わせる人が出そうな気配だと、コンサルタントらは語る。Marina Blueのそれ以外の買い手は手付金返還を求めて会社側を提訴中。
この一連の問題が起きたことでHyperionが$110M(1億1000万ドル)の建設ローンを清算できるかどうか、マイアミ市場で将来さらに事業を展開できるかどうか、社の経営能力には疑問の声もあがっている。これはまた、企業家が畑違いの業界に進出する際、名声で商売しようとすると何が起きるか、その一端を示した事例とも言えそうだ。
Jermolukはコスト超過は鉄・コンクリート相場の高騰のせいだとしているが、「安易な融資」もそのリストに含めとかないと。ビジネスではマーケティングのタイミングが全てである。ネットでは運気に恵まれたClarkとJermolukだが不動産事業ではそれほどツキがなかったようだ。結局どっちの業界に転んでも2人は単なる投機家という話になってしまうのだろうか?
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(翻訳:satomi)




