Jobberwiki~社員の本音が拾える就職情報サイト
Natali Del Conte
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どんな会社も社是では社員を大事にする、そう謳っているものだ。それが本当がどうかは社員だけが知っている。そんな考えにもとづいて生まれたのが「Jobberwiki」。勤務先や自分の仕事内容について思うところを誰でも投稿することができる新ジョブ専門サイトである。
Jobberwikiは何日か前にオープンしたばかりでコンテンツと呼べるようなものはまだ何もない。でも役立つサイトになるポテンシャルはあると思う。JobberwikiのやっていることはJobsterにとてもよく似ているのだが、ログイン不要なところが違いで、自分の情報を伏せたまま投稿ができる。
「ネットで仕事を探すのは非常に簡単なんですが私自身も何度か仕事を変えた経験から言うと、一番の難しさは内部情報の入手なんです。つまりある企業で実際 に働いてみてどうなのか、そこの部分がどうもつかめない」、同社ファウンダーMichael Zsigmondは木曜(米国時間12/7)の電話インタビューでこう語った。「みんなが現実の会社で現実に働いてみた実感なり、内部の情報スクープをどんどん貢献してくれたらいいな、と考えます。企業カルチャーはどうなのか? 人はどうなのか? 社員を価値ある存在として扱ってくれてるのか?そういったところですね」
Zsigmondはこのwikiを転職の合間に書いた。自分自身が欲しかったリソースを自力でかたちにしたという。投資も従業員もオフィスもない。サイトから収入を得ることに反対というわけではないが、まだサイトから得られる収入は無い。画期的プログラムというほどのこともなく、プログラムはMediaWiki上に書いて企業と職種ごとに投稿をふるい分ける機能を追加した。
この種のサイトの問題は、投稿の意思のある人というのが社内に不満のある人で、単なる憂さ晴らしに会社の悪口を書きにくる人だったりするところだ。
「最初の段階ではそれもアリでしょうね」、Zsigmondは言う。「しかし人は自分の仕事に誇りを持ちたいものです。だから誰かが自分の仕事の悪口を書いたら、その反対のことを書きにログインする人もいるんじゃないでしょうか」
またもう一つの問題は、投稿者に実際の勤務経験があるかどうか知りようがないこと。極端な話、社員になりすましてログインして自分をほめそやす会社のオーナーがいないと誰が言い切れるだろう。
Zsigmondは将来的にサイトの各ページに企業スポンサーを見つけ、自分の企業カルチャーについて語るような展開に持っていきたいと語る。スポンサーページをUG(ユーザー生成)コンテンツのように真剣には読まないかもしれないが、求人情報をサイトに加える手法としては悪くないアプローチだ。
情報の信頼性の問題はどこのwikiも頭を悩ませていることだが、Jobberwikiの場合、最大のハードルは裸一貫で何もないこと。生き残りたいなら、ここはなんとしてもコンテンツを確保したいところだろう。

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