ジョン・マケイン大統領候補のMySpaceページ、ハック強調さる
by Michael Arrington on 2007年3月28日

次期大統領候補John McCainのオフィスでは、きっと今ごろ(米国時間3/27)、部下の誰かがこってり絞られていることだろう。

候補のMyspaceページに使われたテンプレートは割とよく知られているもので、NewsVineのファウンダー兼CEOのMike Davidsonがデザインした(オリジナルはここ)。Davidsonは使いたい人がいれば誰にでもこのテンプレートのコードを配っているが、使用時には彼の名前をクレジットに明記することと、画像ファイルは独自の画像に差し替えることが条件。

ところがMcCainの担当者はDavidsonの名前をクレジットに明記せずにテンプレートを使ってしまった。もっと悪いことに、彼(Davidson)によれば画像も彼のサーバーのものを借用しているというではないか。つまり、McCain候補のサイトのPV分まで帯域数コストを余分に負担しなきゃならない。

そこで一発ギャフンと言わせたいDavidsonが今朝思い立ったのが小さなニセ選挙活動。(同性愛結婚反対で知られる)候補のサイトの画像を勝手にいじれるのをいいことに、連絡先画像をこんな文章に差し替えてしまったのだ。

本日より私は所信を変え、同性愛結婚…ことに激しく愛し合っている女性たち2人の結婚を全面的に支持することを、ここに宣言します。

このニュースはNewsVineのこちらにも流れた…。

これを聞いて真っ先に思い出したのがMicrosoftのケースだ。Microsoftもやはり、Flickrがホストする画像を所有者Niall Kennedyさんからの許可なしでブログに使ったのだが、NiallさんがそれをH画像と取り替えたところMSのブログにそのままH画像が出てしまった。Niallさんとしては知的所有権の版権を守る重要性をMicrosoftに伝えたかったというが、それにしても「やり方が子どもっぽい」という声もあがった

今回はMcCainのMySpaceページである。その社会的影響度はMicrosoftブログの比ではない。DavidsonもH画像を出したわけではないし、他者の版権を尊重するよう相手に伝えながら、政治的な意見広告もやっている。担当者が病欠や昼休みでもなければ問題のページは速攻で削除されると思うが、どっちみちハックされたページはキャプチャしたので上においておこう。

【日本語版より】 初稿タイトル「ハック」は「厳密に言うとハックではない」という読者からの指摘を受け「強調」に変更されました。

[原文へ]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/ok-maybe-mccain-should-go-back-to-the-old-template/ TechCrunch Japanese アーカイブ » オーケー、McCain候補は以前のテンプレートに戻った方がいいんじゃないのか?

    [...] 今朝(米国時間3/28)、われわれは有力大統領候補John McCain上院議員のMySpaceページが「同性結婚を支持する」という新たな政治的声明によって「強調」されたというニュースを紹介した。これはもちろんすぐに削除され、サイトは13時間後に修復された。ところが新しいサイトにはひどいスペルミスがある。GroupとあるべきところがGorupになっている。このスペルミスが起きたときは、McCainの同性結婚に対する立場がくるくる変わったことに注目を引き付けてしまいはしたものの、単なる不手際として笑い話ですんだ。しかしまたこんなミスをするようでは、McCainはちゃんとした人間を雇えてないんじゃないのかと疑われかねない。最初の事件が今朝メインストリームメディアで取り上げられたので、たくさんの人間がMcCainのMySpaceページを見に来るはず。そしてこのずさんなページを見ることなる。Newsvineに詳しい記事がある。[原文へ] MySpace newsvine [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/john-mccains-myspace-enhancement-makes-daily-show/ TechCrunch Japanese アーカイブ » McCain候補のMySpaceページの「強調」騒ぎがDaily Showに

    [...] Newsvine のCEO、Mike Davidsonが大統領戦の有力候補John McCain上院議員のMySpaceページで「強調」した例の声明部分が、木曜日、 Daily Showで取り上げられていた。それ以外にもメインストリームメディアでいろいろと記事になっている。Davidsonの株主は大喜びだろう。Newsvineにとってはゲリラ・マーケティングの大勝利だ。ビデオとスクリーンショットを下に。[原文へ] MySpace newsvine [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/myspace-will-hold-presidential-primary/ TechCrunch Japanese アーカイブ » MySpaceが大統領予備選挙を開催

    [...] 最近、John McCainのMySpaceページの強調について書いたところだ。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/myspace-page-for-alicia-keys-hacked/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Alicia KeyのMySpaceページ「ハック」さる

    [...] Exploit Prevention Labs.のRoger Thompsonなる人物がこんなビデオ(上記)を公開して、Alicia KeysのMySpaceページが、どのようにハックされたかを説明している。ただし、ハックと言っても誰かがこのページを自由にしたということではない。起きたのは、ユーザがどこをクリックしてもジャンプするようなリンクを、何者かがこのページに埋め込んだということ。ページ内に埋め込まれたマルチメディアのどれをクリックしても中国のウェブサイトに飛ばされて、ActiveXのコンポーネントをインストールして良いかを尋ねられる。このActiveXは、Alicia Keyのページのマルチメディアの再生に必要なもののように見えるので、多くのユーザーはインストールを承諾して、その結果PCのセキュリティーが危機に曝されることになる。Thompsonによると、MySpaceのページはこの手の悪用にことさら弱く、それはシステムが複雑なためにユーザーが混乱するからだという。このビデオを公開しているのが、こういう悪事を防ぐためのソフトウェアを売っている会社だ、ということを考えると、この手のアタックが増えてきているという彼の話を素直に受け止めるわけにはいかない(ただし、十分あり得ることではある)。いずれにしても、ActiveXかどうかによらず、信頼できないウェブサイト(MySpaceをはじめ、ソーシャルネットワークもそうだと思うべき)からは、決してソフトウェアをインストールしてはならない、ということを思い出させてくれるよい機会にはなった。MySpaceのページがハッキングすれすれのやり方でいじられたのは、これが初めてではない。この3月には、John McCainのMySpaceページで、本人が公式に認めたことのない立場を不覚にも表明させられたことがあった。MySpaceへ[原文へ](翻訳: Nob Takahashi) MySpace [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/mccain-embarrassed-by-yahooe28099s-actions-in-china-also-calls-google-to-the-mat/ TechCrunch Japanese アーカイブ » McCain、Yahooの中国での行為は「恥ずべきもの、しかしGoogleも有罪」と非難

    [...] 2008年の大統領選挙の候補者へのインタビューのシリーズ、今回はJohn McCain上院議員の回だ。 録音を下に掲載した。TalkCrunchでも聞ける。McCain上院議員の選対は質問内容に一切条件をつけなかった(この話を尋ねるなというような話もしなかった)。 McCain議員は、中国、H-1Bビザ、ネット中立性、インターネット課税、個人情報の盗取〔なりすましによる犯罪〕、その他多くのテクノロジーに関連する重要な問題に関して非常に率直、かつ明快に自らの立場を述べた。このインタビューは正味22分と少々続いた。全部のテープ起こしを以下に掲載する。いくつかの問題に関するMcCainの見解は衝撃的なものだ。たとえば、 最近の議会証言 (Yahooの〔情報提供のせいで〕中国人ジャーナリストが懲役刑を受けることになった)に関連して、Yahooを厳しく批判して次のように述べた。これ〔Yahooの情報提供〕はとうてい受け入れがたい行為だ。それに、彼らは以前明らかにこの問題を隠蔽しようとした。Yahooはきわめて立派な会社だ。大きな貢献をしてきた。それだけに恥ずべき行為だし、腹が立つ。彼らはもっと分別を働かせるべきだった。McCainはまたGoogleについて「[検索結果の検閲に関して] 中国政府と取引した」と批判した。私は以下のテープ起こしで重要と思う部分を太字で強調した。McCainはネット中立性問題に関しては、概して「成り行きを見守る」というアプローチを好むように思えた。またH-1Bビザに関して、アメリカの有権者はこの問題を国境警備の問題と同時に解決するよう求めていることを指摘し、ビザがいわば「とばっちり」を受けた形であることを認めた。気軽な話題としては、以前McCainの個人情報を盗んだした人間に何が起きたか、彼のiPodに何が入っているかなどを話してもらうことができた。念のため付け加えておくと、McCainは今まで一度も違法に音楽をダウンロードしたことはないそうだ。インタビューの最後で、私の元に最近送られてきたビデオの中でMcCainがベトナムでの捕虜としての体験を語ったくだりについて触れている。そのビデオはここで見ることができる。また私は中国には3万人のインターネット警察が存在するという伝聞を述べた。詳細はこちらを参照。われわれはEdwards上院議員から提供された書面での質疑応答についても今週中に公開できればよいと願っている。すでに実施したMitt Romney候補とのインタビューの内容はここに。インタビューに応じてくださったことについてMcCain上院議員とスタッフの皆さんに感謝する。また今回も引き続き、リッチメディアの配信を専門とするコンテンツ配信ネットワークのBitGravityが音声ファイルをホストしてくれたことに感謝する。BitGravityのおかかげで、音声を迅速かつスムーズにストリーム配信することができた。 [...]