昨日の朝に日経新聞のサイトを読んでたときには気づかなかったけど、まさかこんなにみんな食べログが大好きだったのかというぐらい、口コミ代行のやらせ業者の話題が大騒ぎになっているのには驚きだ。今朝テレビを見ていたらNHKも民法も報道するぐらいだったから、きっと去年に1カ月待って予約できた3.86点のあの店は本当はもっと評価が低かったのかもしれないから損しちゃったよとか嘆いている人がたくさんいるのかもしれないね。でも、食べログを運営するカカクコムによれば「『不正なランキング操作があった』ということについては確認できていない」そうだからそんな不安も杞憂かもしれないけどね。
確かにユーザーの投稿に頼るサイトにはこういった問題はつきまとうんだろう。米国でも人気のローカル情報で影響力を持つYelpもこういった問題にも直面しているようで(なにせ、Yelpはレストラン以外にもあるからその問題は多方面にわたるから深刻だ)、対処をしたら訴訟を受けたりと、いろいろと苦労していたようだ。だから、ソーシャルメディアとの連携が必要で信頼できるレビューアーがうんぬんといった信頼構築のモデルについてのアプローチについて今回は述べるつもりはない。
僕がいいたいのは、今回は特に食べログ側が操作をしたわけじゃないのに、悪徳業者が操作をしているような食べログが悪いというような印象をなんとなく報道から受けるんだけど(そんなつもりじゃないのかもしれないけど)、そんなことよりも世の中のほかの口コミサイトがどうなっているか知っているのかなってことだ。
米国ではAmazon Mechanical Turkのようなサイトがあって、ユーザー投稿型の口コミサイトに宣伝文を書くことが仕事して発注されていることがあるようだ。仕事なので、それには少額だけれどもお金が支払われる。これを使って悪徳の業者が偽の口コミを投稿するようにしているんじゃないかって話がある。
日本でも商品とかマイルとかと交換可能なポイントを受け取れるサイトに行けば、口コミを書く仕事が用意されている。しかも、きっとそれは口コミを必要としているサイトがそれを発注しているわけだ。もちろん、偽の口コミを投稿しろって話ではないし、規定ではちゃんと評価してくださいって言っているから、それはそれで正しいんだけど、中にはそれがどこのサイトに掲載されるかわからないものもある(もしかしたらそっちのほうが恣意性が働かないかもしれないけれど)。
僕が調べたところ、中には「ネガティブな発言にはポイントを支払わない」といったようなことが書かれているものもあったけど、そんなこと書かれたらポイント欲しさにがんばってる人はネガティブな発言は書かなくなってしまうと思うのだけど、それって果たして正しい口コミになるのか疑わしく思うね。
そういうカラクリがあるユーザー投稿サイトが一部であるってことだ。僕はそっちのほうが大丈夫なのかなといろいろと勘ぐってしまうね。もちろん、中にはそういうのをうまく活用しているところもあるだろうし、サイトによってはキャンペーンでインセンティブつけて口コミを書いてもらうなんていっぱいやっているだろうから一概に問題だといえないけど、投稿されいている口コミはどうやって書かれたものかっていう真意は知りたいよね。
