KanevaはMySpace のコンセプトを3Dに拡張する新しいソーシャルネットワークだ。ユーザーは2D版も使えるが、Kanevaでは最近3D版の世界への扉を開いた。ユーザーは従来どおり2D版でMySpace風のパーソナルプロフィールページを作れるが、3D版ではバーチャルワールドにアパートメントを持ってカスタマイズするなどできる。
SNSの分野には友達、写真、ビデオ、メッセージ、グループ、個人のブログなどMySpaceの主要な機能を備えたクローンが山ほど存在する。KanevaではAjaxエディタを利用してモジュールをドラグ&ドロップしてプロフィールページの内容と見栄えを自由に編集できる。ユーザーがどうしてもMySpaceのひどいレイアウトそっくりに作りたいなら、CSSでストレートにソースを書いてもよい。これはユーザープロフィールの例。MySpaceと違って、Kanevaには「rave」と呼ばれるプロフィール、グループ、写真、ビデオに投票してランク付けする機能もある。
このバーチャルワールドの見た目はSims OnlineやThere.comに似ている。世界の構造はユーザーの住むアパートメントと外の世界(クラブ、ショッピングモール)の間をワープして行き来するというもの。商品はバーチャル通貨で購入できる。ユーザーアバターは、髪、肌色、体つきなどについて簡単なカスタマイズはできるものの、完成されたSecondLifeのライフのレベルに追いつくにはまだまだ遠い。ユーザーが3Dプロフィールページとして利用するアパートメントの部屋はさまざまに装飾したり、友達を呼んでパーティーを開いたりできる。
ただ、いちばん面白いと思われる点は、Kanevaが2Dと3Dの世界をうまくブレンドさせていることだ。ユーザーはアパートの部屋にテレビを置いたりフレームに入れた写真で飾れるだけでなく、ウェブからコンテンツをピックアップしてくることができる。つまり、友達を呼んで口コミで評判になっているお気に入りのビデオを見せる(上のスクリーンショットをクリックすると聞こえるBGMに注目)などができる。Kanevaで作られたグループはバーチャル世界の中でミーティングを開ける。Kanevaはまたこの種のサービスが成功するために必須であるゲームをサポートするための「questエンジン」の開発にも取り組んでいる。現在のところユーザーはコスチュームを着せたり、チャットその他簡単な行動ができるだけだが、これでは普通のオンラインチャットと代わり映えしないし、SecondLifeがサポートしているようなもっと複雑なドレスアップゲームに対抗するのは難しい。
Kanevaはゲーマーではない若い世代のMySpaceユーザーをターゲットをバーチャルワールドに誘導しようと、SNSにひとヒネリ加えた。だが、既存のバーチャルワールドのライバルに追いつくためにはまだ相当の努力が必要なようだ。
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