インターネットにおけるフードとレシピの人気というのはビッグな存在だ。もし、このバーティカル分野になじみの無い人には、どれほど多数の関連サイトがあるかを考えてみてもらいたい。例えば多数のレシピを収めた各種ディレクトリ(Allrecipesなど)、レシピ発見サービス(RecipeMatcher)、ソーシャルネットワーク(BakeSpace、OpenSourceFood)ユーザー制作による料理本、それにオンライン動画プラットフォーム(CookShow、iFood、Rouxbeなど)。毎日、何千という数にのぼる読者を持つ多数のクッキング・ブログなどは言うまでもない。
イスラエル拠点のKitchenBugは、今日(米国時間11/1)、プライベートベータ公開する。自分のレシピを書いて他の人たちと共有したいと思っている人たちに歓迎されそうな無料サービスだ。

KitchenBugは、ソーシャル・レシピ・アプリケーションと言うのがぴったりだろう。レシピを制作、ブックマーク、共有などシームレスに行える。
あるページのURLを追加する、あるいは自作のワープロ文書として書かれたレシピをコピー/ペーストするだけで、サイト内に全レシピを保存できる。興味深い点は、この過程で発生することだ。例えば、同サービスはレシピ用にタグを提案したりする。ベストな機能は、ユーザーがレシピを書いている際に、材料とWikipediaの関連リンクを自動的におすすめするというものだろう。また、レシピにある意味セマンティックな構造をもたらし、よりよい検索や分類に役立つというのも興味深い点だ。しかし、今のところは、同サービスの検索エンジンは、自動提案あるいはアドバンスド検索機能などといった機能のほうがうまく動作するようになっている。KitchenBugは、友だちとの交流やコンテンツ共有など一般的なソーシャル機能は全て備えている(評価付け、コメントなど)。
上記で述べた一部機能はすでに他サービスで利用できるようになっているという人もいるかもしれない。それは、そうかもしれない。しかし、これらの機能を一つのサービスとして全て備えたものにするというアプローチ、高性能の編集機能や、サービス実現の品質という点で、ユニークなサービスに仕上がっていると言う点は多くの人に納得してもらえるだろう。
KitchenBugは現在プライベートベータ段階。同サービスでは「アペタイザー・リリース」と呼んでいる。しかし、友だちのアクティビティのニュースフィード、リッチメディアコンテンツ追加機能、スマートメニュー作成機能、異なる言語によるローカリゼーション、それにもちろんウィジェットや外部ソーシャルアプリなどの多数機能が今後登場する予定だ。KitchenBugでは、同サービスがバイラルなものになるだろうと考えている。必要最低限のユーザー数を獲得するためには、このアイディアを迅速に実証する必要があるだろう。また、オンラインフードコミュニティやフードブロガーに同サービスを利用してもらうよう接触することも計画している。上記のスタートアップ企業全てが同じことを考えているのではないだろうか。しかし、KitchenBugは、良質のサービスを備え、前述のスタートアップ企業各社のサービスよりも優れている部分もある。これらの点が同分野でのレースに勝利するための一助となるかもしれない。
KitchenBugはイスラエル拠点で、これまで自己資金のみで運営している。同サービスを始めたOfir Saharは、料理好きでクッキングにかける情熱が同サービスの誕生につながったと話してくれた。KitchenBugブログや彼自身のKitchenBugプロフィールでもそのことが情熱が伺える。
同サービスはプライベートベータ段階で、数週間以内にオープン予定。だが、今回TechCrunch読者1000人を招待してくれることとなった。招待状入手はここ をクリック。先着順だ。
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