Kyteが、携帯からウェブに生放送できるブランド付き動画プラットフォームに
by Erick Schonfeld on 2008年3月8日

kyte-logo.pngKyte社CEO Daniel Grafがまた携帯電話を動画配信のプラットフォームに変える大きな一歩を踏んだ。「今日はKyteにとって大きな1日ですね」とGraf。「昨年4月にベータ版を公開して以来最大のリリースとなります」

これまでKyteでは、携帯からウィジェットやKyte.tvに動画アップロードして自分専用のウェブTVチャンネルを作ることができた。今日(米国時間3/7)またさらに、携帯電話かウェブカムで撮影中の動画は自分専用のKyteチャンネルでそのまま生放送できるライブ動画ストリーミングの機能も加わった。ライブで流した動画はアーカイブ保存され、後で視聴も可能だ(プライベートベータの利用登録はこちらから。これは競合相手のJustin.tvUstreamは要注意だね)。

さらにKyteではSteamboat Venturesとスウェーデンの携帯事業者TeliaSoneraから$6.1M(610万ドル)の追加投資を得てシリーズB資金調達ラウンドを完了。調達は累計$21.1M(2110万ドル)となった。

が、なんと言っても大事なのはGrafがKyteをミュージシャン、マスコミ、携帯事業者向けプラットフォームにすべく照準を定めているところ。Kyteではむしろ有名タレントやマスコミにイニシャルのコンテンツを作ってもらって、そこからKyte専用プレーヤーを使って共有・配布してもらいたいと考えている。その最終目標に向け彼は、Kyteブランド付きパートナー(ブロガー含め)にKyteプラットフォームを使ってもらうサイト「Kyte.com」も最近開設した。

音楽4大レーベルはすべて、Kyteでブランド付きプレーヤーを作っている。これはウィジェットにして全ウェブに配布可能。以下ウィジェットはわれわれのものだ(Grafに取材した時の模様を、氏の携帯で僕が撮った)

「どこにも”Kyte”という名前は出てないんですよ」とGrafは言っている(左下に出てる以外はなるほど彼の言う通りだ)。「いわばミクロなWebサイトみたいなもので、バイラルに配ることができて、ファンはお互いの連帯感をほんと実感できるんです」。 ファンは映像提供も可能で、このKyteプレーヤー右肩にあるタブ”produce”を押せば、ファン自ら撮った動画も直にチャンネルにアップロードできる。 Grafもさっそく上の動画をTechCrunchのために作ってくれた(50 Cent以来これが史上2番目)。 みなさんもあと数時間以内ならウェブカムで撮った動画コメントが追加できるよ(僕らも監視してるのでクリーンな内容でお願いしますね)。

Kyteを約3ヶ月前からテストしてきた50 Centの場合、Kyteチャンネル視聴数は既にサイト1万件から優に400万ビューを超える。なにしろサイト「ThisIs50」ではKyte プレーヤーがフロントのド真ん中に出てくるのだ。50 Centは自分とクルーの様子を携帯で撮って定期的に動画スニペットを作ってる。昨晩もKyteプレーヤーで動画『The Mechanic』を初放映したが、これもファンは自ページにエンベッドして楽しめる、というわけだ。みんな動画を拾って他サイトに貼ることに変わりはないが、これが50 Cent流のオンラインのブランド運用に対するコントロール維持のやり方なのだろう。Kyteでは今年4月にはプレーヤーの中に広告を掲載し、広告収入をKyteチャンネルのプロデューサーと共有する予定。

Kyteではさらに、パートナーがKyteプレーヤーを所要約5分でFacebookアプリに変える機能も提供する。サンプルはこちらが50 CentこちらがTechCrunch。また、Kyteプレーヤーとサービスとの連動を深めることができるよう、提携サイトにはAPIも提供するほか、KyteはTwitterと連動までできる。あと最後にKyteでは、携帯から動画アップロードがますます簡単にできるワンクリックのモバイルアプリなんかも作っており、そのアプリのひとつは既にNokia Series 60対応携帯端末でプライベートベータの試運転中ということだ。

kyte-facebook-small.png

[原文へ]

(翻訳:satomi)

  • http://freethink.way-nifty.com/ Inetgate

    残念、

    現在のプライベートベータは「Nokia N95」の利用者に限定されるようです。

  • http://jp.techcrunch.com/archives/schedorg-is-no-twitter-but-it-does-help-sort-through-conference-chaos/ TechCrunch Japanese アーカイブ » Sched.orgはTwitterではないが、カンファレンスの混沌から救ってくれる

    [...] Wiredのプログの中にはSched.orgにハマっているのがあって、これが今年のTwitterになると宣言している。去年はみんながTwitterを使って、どのパーティーに行くかを決めていた。が、実は今年も同じだろうと私は思っている。Mark ZuckerbergのSXSWでのインタビューの失態をTwitterで知った人の方がShed.orgより多い。それに、大きなカンファレンスの雑談を堀り起こすのもTwitterの良い使い方には違いないが、これはもっと大がかりなコミュニケーションツールだ。(細かいことを言えばKyteの方がShed.orgよりもTwitterライクだ)。Sched.orgは、イベントで進行中のことを追いかけるのが本分。じっさいそれにかけてはTwitterよりずっと役に立つ。ただ、それ以上ではないといいことだ。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081124kyte-turns-video-channels-into-mobile-websites/ KyteがビデオチャネルをモバイルWebサイトにしてしまう

    [...] これまで、Kyteの中心的なビジネスは、モバイルのコンテンツ(携帯電話上で撮ったビデオ)をWebに持ち込むことだった。モバイルビデオのパブリッシャーは、ロックスターやラッパーが多いが、Kyteは彼らが自分のWebサイトに置くための彼らのブランドのビデオプレーヤーを作っている。 [...]

  • http://jp.techcrunch.com/archives/20081124kyte-turns-video-channels-into-mobile-websites-2/ Kyte、ビデオチャンネルの携帯からの利用をサポート

    [...] 今まで、Kyteは携帯のコンテンツ(携帯のカメラで撮影されたビデオ)をウェブサイトで表示するサービスに力を入れてきた。この携帯からの動画投稿者にはロックスターやラッパーが大勢いる。Kyteは彼らが、自分たちのウェブサイトでその動画を再生できるよう、カスタイマイズしたブランド名入りのビデオプレイヤーを提供してきた。さて、今や、携帯上でマルチメディア・コンテンツが大量に消費されるようになってきたので、Kyteは従来の逆を行って、ミュージシャンや企業のウェブサイトを、バナー広告、チャット、ファンのコメント、評価、共有などいっさいの機能付で、Kyteのメディア携帯向けプレイヤーに移植させようと試みている。いくつかのサンプルがこちらから見られる。(携帯からの方が見やすい)。このサイトにはLady Gaga、All-American Rejectsなどのアーティストのものが含まれている。Kyteの携帯サイトは、iPhoneを始め、Blackberry、Nokia S60シリーズなど多くの機種から見ることができる。ただし、Androidのサポートはまだだ。なお、Kyteでは、ユーザーがビデオをウェブに表示する際、GoogleのAdSense for Videoをオプションの一つとして利用できるようになった。ただし、Kyteの携帯サイトはまだサポートされていない。CrunchBase InformationKyteInformation provided by CrunchBase[原文へ](翻訳:Namekawa, U) ShowListings(“arc3″); ShowListings(“arc2″); AddClipsUrl = ‘http://jp.techcrunch.com/archives/20081124kyte-turns-video-channels-into-mobile-websites-2/’; AddClipsTitle = ‘Kyte、ビデオチャンネルの携帯からの利用をサポート’; AddClipsId = ‘2CBE02C952CFE’; AddClipsBcolor=’#78BE44′; AddClipsNcolor=’#D1E9C0′; AddClipsTcolor=’#666666′; AddClipsType=’1′; AddClipsVerticalAlign=’middle’; 前の投稿へ トラックバック [...]