Kyte.tvは、本質的にはユーザーがパーソナルな発信を可能にするメディアプレイヤーだ。ユーザーは常時自分に関する情報を友達に送り続けることができる。写真、ビデオ、テキストなどなんでもチャンネルにドラグして放り込んでゆけばよい。ユーザーは自分のチャンネルを購読している友だちたちと対話を楽しむことができる。4月末にこのサービスがローンチした際の紹介記事で、「TwitterとUstreamをかけ合わせたようなサービス」と説明したが、Kyteにはそれだけに止まらない機能があった。
Kyte.tvはサンフランシスコに本拠を置いており、立ち上がりのラウンドで2006年の6月に$2.25M(225万ドル)を調達している。 この数週間でさらに数社の投資家を確保したもようだ。5月には新ラウンドの投資にSwisscomとHoltzbrinck Venturesが参加したことが発表されたが、今週に入ってさらにNokiaが加わった。
Kyteのファウンダー、Daniel Grafによると「インターネットで現在もっとも急速な成長が見られる分野、すなわちSNS、ユーザー生成コンテンツ、モバイルという3分野を統合したサービスに狙いを絞っている」とのこと。特にモバイルの部分が非常に重要だ。誰にせよ、このマーケットにクールなサービスを最初に持ち込んだプレイヤーは優位な地位を確立できるはず。NokiaとSwisscomによる投資は大いに役立つ援軍だ。
Kyteはサービスの開発にも引き続き力を入れている。最近、Facebook用アプリケーションがローンチされ、Kyteユーザーがコンテンツを友人に見せる方法がまたひとつ増えた。またKyteはEMI Capitol Recordsと契約、ユーザーは無料で(もちろん合法的に)自分の制作したコンテンツで楽曲を利用することが可能になった。ユーザーはスライドショーやウェブカムで作ったビデオクリップに音楽を加えて速攻で公開できる。GrafはまたSwisscomの携帯電話ユーザー向けにSwisscomとの共同ブランドでサービスを近く提供していく予定だと語った。
この会社が精力的に新しいサービスを開発しているところが私は気に入っている。Kyte.tvは、Twitterのように、サービス開始後しばらくしてある臨界点を超えると同時に突然ブレークするサービスになるかもしれない。ヨーロッパとシリコンバレーの一流企業やベンチャーキャピタルの後援を確保しているからには2つの大きな市場を同時に攻略することも可能だろう。私としてはKyte.tvは「買い」だ。
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