社内の話し合いが足りないMicrosoftとGoogle
Steve Poland
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たぶん私の“マイクロソフトのエンターテイメント支配”論は少し時期尚早だったかもしれない。Zuneは明らかに飛ぶように売れる、という状況にはない。しかもここにきてWindows VistaとZuneが互換性のないことが分かってきた。一企業内部で何故こんな行き違いが起こるのだろう。驚きだ。 ソフトウェア関連のスタートアップ企業は低い開発コストとスピーディーな開発期間の利点を活かして頑張っている。こうなると大手も開発サイクルを早めなくてはならないんだけども、それにしても早める過程で部署間の意思疎通が効率的にいってないようなのだ。
こうした行き違いはGoogle社内でも起こっている。同社の規定では各従業員は勤務時間の20%を自分の好きなプロジェクトに充てることができるのだが、社員が急増し、ウォール街からも急成長を維持するよう圧力がかかってきた結果、社内の対話はおろそかになっているようなのだ。
Google.comには様々な開発段階にあるプロダクトが50以上揃っている。これがユーザーに混乱を来たしていると見てとったセルゲイ・ブリンは先月、Google社内で“Features, not products”(「サービスの数より、機能の充実を」:個別のサービスを連発してリリースするより、一体型サービスとして機能の連携を図れ、という意味)というイニシアティブを発動した。グーグルの最優先課題のひとつ、それはデスクトップのアプリをウェブベースのアプリに置き換え、MicrosoftのOffice関連が握る年間収入高$12B(120億ドル)の財源に足を踏み入れることだ。
イニシアチブはGmailを皮切りにGoogle Docs (旧称Writely)、 Google Calendar、 Google Spreadsheets(日本語)、そして噂のGDrive (ファイル保存ストーレッジはコードネーム“Platypus”)(英語)(日本語)と順次進めていくらしい。
でも考えてみたらGoogle AnalyticsやGoogle AdSense、Google AdWordsからレポートを引き出す際、Google Spreadsheetsに直に保存したり開いたりするわけではなく、Excelにしかエキスポートできないのが現状。Gmailも然りで.docファイルが添付されてきたら本来ならGoogle Docsで開かなくてはおかしいのだ。—でも、これが開かないのである。
グーグルの考察をしてくれたEric Nagel、ありがとう。
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2006年 12月 16日 at 7:46 am