SaveNetRadio coalition(「ネットラジオを救え」連合)は差し迫ったウェブラジオの著作権使用料金の大幅値上げに反対するため、6月26日にNational Day of Silenceを実施する。この値上げでほとんどのアメリカのネットラジオは閉鎖を余儀なくされるものとみられている。
Yahoo、Real (Rhapsody)、Accuradio、Live365、 MTV、Pandoraなど、ほとんどのオンライン音楽、ラジオの大手運営者が参加を表明している。これに対して、最近CBSに買収されたLast.fmが参加していないのが目立つ。
現在のところ、Last.fmのフォーラムでのユーザーからの質問も含めてLast.fm側からは何のコメントもない。
一見してこのCBS/ Last.fmの不参加は奇異に思える。Last.fmは他のあらゆる音楽のストリーミングを行なうネットラジオと同様、著作権料の支払い義務がある。CBSはTargetPointという、広告主に対して視聴者別、地域別にラジオ広告の最適化サービスを提供する会社に投資しており、ネットラジオ業界全体が下り坂になれば、この会社も不利益をこうむるはずだ。もしかするとCBSは料金値上げで競争相手が死に絶えるのを望んでいるのか?CBSラジオはオンラインストリーミングを行なっている他の多くの運営者と異なり、資金力豊富で有力広告主を多数抱えているから、新しい料金体系でも十分やっていけるだろう。
しかし理由はともあれ、Last.fmがNational Day of Silenceに参加しなければ反感を買うリスクを背負うことになる。Last.fmのリスナーにはアーリーアダプターが多い。自分たちが支持してきた企業が音楽のオンラインストリーミング業界を救う活動に手を貸さず、企業としての社会的責任を果たさないことを見れば、彼らの間に不満が高まるだろう。
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