弁護士評価サイトのAvvoが否定的な評価に不満足な弁護士によって訴えられた。
原告であるシアトルの弁護士John Henry BrowneとAlan Wenokurの代理人は「Avvoは欺瞞的かつ不公正であり、州の消費者保護法令に違反している」と述べた。
皮肉な事態と見るのもいいが、よく言う「悪魔と踊る」とか「火をもてあそぶ(と火傷する)」という決まり文句にぴったり当てはまる話だ。
単純に消費者としての視点からすればAvvoの肩を持ちたくなる。CEOのMark BrittonもAvvoのブログ に「このサービスは消費者が適切な選択をするために必要な情報を提供している」と書いてはいる。しかし、〔訴えられるなどの事態は〕容易に予見できた。牛に赤い毛布を振ってみせたようなものではなかったか?
この訴えでは、 Avvoの評価システムに欠陥があるとしている。BrowneとWenokurは「Avvoシステムは容易に騙すことができる」として、ある弁護士が評価点数を上げるためにプロフィール欄にスポーツで受賞した経歴を書き込んだ例を挙げている。Avvoが投稿の内容を確認せずに掲載していることについて、「言論の自由」との関係がいちおう問題となるが、この件に関しては法律的に重要な争点にはなりそうにない。原告側の主張の本質的な部分はあくまで評価の算出方法の不当性にある。この訴訟によって深刻な影響を受けそうな関係者は独自の評価システムを使うWeb2.0スタートアップだろう。もしこれが先例として認められると、否定的な評価を掲載するサービスの提供者は、評価システムが欺瞞的ないし不公正だという理由で訴えられることになるだろう。つまり誰であれ訴えられる可能性が出てくるのだ
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