Hitwiseが公表した最新の統計によると、LinkedInのトラフィックは対前年比で323%アップ、先週のみのでなんと 17%もアップしている。これはLinkedInにとって喜ぶべき健全な成長といってよいが、真の問題はこうだ―今やFacebookがSNSの標準に近づきつつある状況を考えて、この成長率は十分だろうか?
comScoreによる両者の数字がおのずから物語っている。

一見したところ、LinkedInとFacebookとを比較するのはリンゴとオレンジを比較するようなもののようにも思える。たしかにそういう面はある。LinkedInはビジネス・ネットワーキングに重点を置いているし、そういうものとしてそこそこ機能を果たしてはいる。しかし、人間というのは他の人間が群れている場所に集まってくる性質がある。今やSNSの熱心なユーザーは誰も(ただし大人の場合)が、Facebookに加わりつつある。
LinkedInと比較してFacebookはビジネス・ネットワーキングのプラットフォームとして決して理想的とはいえない。メンバー同士の関係を分類するオプションは相変わらずジョークのセンスだ〔訳注:「つき合ってます」など〕。しかしこれがいつまでもそのままになっていると考えるのは愚かだろう。Facebookがビジネス・マーケットを意識してデザインを改良してくるのは間違いない。問題はいつ、ということだけだ。
LinkedInはFacebookにチャレンジを試みてはいる。われわれも 6月24日の記事で、LinkedInもFacebookに対抗するためサードパーティーの開発チーム向けにプラットフォームのオープン化を進めていることを紹介した。しかしこれがローンチするのにはあと9ヶ月ほどかかるといわれている。 LinkedInはその他新しい機能としてAnswersサービスやサービスのレコメンデーションを追加した。また $25.8M(2580万ドル)の資金調達も行なっている。
LinkedInにとって最大の問題は時間だ。FacebookがLinkedInより優秀で魅力的なサービスを提供して力を蓄えていく間、どちらかといえば対応の遅いLinkedInは当面は成長を続けながら運営できるとしても、中期的に(それより早いことはないだろうが)、人気の凋落を招きかねない。
TechCrunchのLinkedInについての過去記事はここに。
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