Loic Le Meurの新動画サイト「Seesmic」ベータ公開、徹夜のレビュー
Michael Arrington
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あの噂 は本当だった。 最近サンフランシスコに引っ越してきたヨーロッパの著名実業家Loic Le Meur(Six Apart元ヨーロッパ責任者)が、動画の新会社Seesmicを今朝(米国時間10/8)、利用限定のベータ版で公開した。
サービスはまだ“アルファ”な開発段階なので、今朝のところはテスト用アカウントを何ヶ所かに配るだけだが、今後数日以内にもっと招待数を増やすようなので、ご希望の方はSeesmicのトップページでただサインナップして全サービス公開を楽しみに待つと良いだろう。
私も週末さっそくテストしてみた。「また動画のスタートアップ?」と思いきや、これが結構面白くて病み付きになるのだ。
スクリーンショットと(徹夜明けの)全レビューは「続きを読む」クリックでどうぞ。
動画版Twitter
このサービスは言うなれば動画ベースのTwitterだ。それ以上と言っていい。Seesmicは、ユーザー生成型コンテンツとプロコンテンツを軸に、その周りで人が絶えずやり取りできるような非常にオープンなオンラインの動画&TVサービスになるという一大構想を掲げている。
ただしこのビジョンの実現に必要な諸機能の構築はしばらく先の話で、今はとにかく土台固めに専念している。でも、ユーザーの情報を入ってくる情報も出て行く情報もオープンにするという根幹のキーとなる基礎姿勢は最初の最初から前面に打ち出している。
今使える機能は以下の通りだ。:
Video Twitter: ユーザーは自分の専用ページを作って、ウェブカムから直接動画を作ってサイトに公開したり、他のソーシャルネットワークに投稿できる。(最後の部分については後ほど詳しく)。 しかも、大手動画共有サイトの動画もなんでもURLを追加するだけで自分のストリームに追加が可能だ。
メインの動画再生エリアの右手には、自分が追っかけてる人たちと、自分を追っかけている人たちのリストがあって(Twitterの友だちの見せ方に似ている)、 互いに追っかけ合うと晴れて「友だち(friends)」になれる仕掛け。メインの再生エリア左手は動画リストで、ビュー画面が3つ(全ユーザーの動画、友だちの動画、自分の動画)並んでいる。詳しくはスクリーンショット見てもらった方が早いだろう。
左手に並んでいるのはSeesmicにアップロードされた動画だけではなく、同社のサービスではTwitterもインデックスして、みんながTwitterに投稿した全動画リンクを検出してリストに盛り込んでいる。Le Meurが言うには、その発想は人気の動画を探すだけでなく、みんなが実際に友だちと共有したり話題にしている動画を掘り出すことにあるそうな。話題のコンテンツということなら、Twitterの動画で埋めるのが一番だ。
ソーシャルネットワークとの連動: ユーザーは本人が希望すればYouTubeやTwitterの認証情報を入力することも可能(まもなくFacebookやその他のサイトも対象となるようだ)。動画をSeesmicで作成・アップロードすると、その動画リンクは自動的にTwitterに投稿されたり、YouTubeなどにアップロードされる。さらに対象サービスを追加していけば、将来的にはユーザーが動画のアテンションを全てこのサイト一本に集中させ、そこから他のソーシャルネットワークを通して動画を配信する体制が整うのではないかと同社では期待している。
「その目指すところは、数々のプラットフォームと情報ソースに散らばっている今日のオンラインショーからベストなものが集まるサポート、ベストなものを集め、コメントし、共有するサポートをすることです」、「また別の動画サイトを構える試みではなく、YouTubeやFacebook、del.icio.us、Twitter、Skypeの成功を土台として築いていけたら」。Le Meurは今日こう話してくれた。
近日登場:
ユーザーは近いうちに、Skypeや動画をサポートする他のIM専用プラットフォームにSeesmicを’友だち’として追加も可能となり、この友だちの名前(Seesmic)をクリックして動画を録画するとSeesmicのアカウントに動画がアップロードされるようになる。
さらに優れているのは、友だちとSkypeで動画チャットしてる最中にSeesmicを友だちとして追加すると、会話が録画されてSeesmicに投稿されること。
これ以外にも今はまだ追加されていないが近日公開となる機能はいろいろあるが、ベーシックなものではユーザー専用のRSSフィード(iPhoneと互換性のあるMP4エンクロージャー)、ビデオフォンのアップロード、コメント機能(テキスト&動画)、動画評価レーティングだろうか。Le MeurはさらにJoost専用ウィジェットも出してSeesmicユーザーがJooseで視聴するものともインタラクトできるようにすると話している。
Le Meurはこれを“スタートアップの第2段階”と称している。同社のチームが構築するのは「オープンなクラウドソーシングの、コミュニティ主導のオンラインTV」。Seesmicにユーザー生成型動画が集まれば、今度はそれを素材に各種コミュニティで話題のトピックを集めて毎日放映の番組も製作できるだろう。
同社ではサンフランシスコを皮切りに、誰でも寄って動画コンテンツが作れるオープンスタジオも開設する(他の都市にも展開予定)。
全体の感想:
私の場合、レビューに必要な情報を全部取材してからも長時間サイトでぶらぶらしてると、それは好きなサイトということになる。Seesmicはどうかというと、ついつい徹夜で動画クリックし続けてしまった。レビューは何時間も前に終わっているのに。Twitterのシンプルさを兼ね備えたサービスと言えるね(逆にKyteはなんでもかんでも一度にがんばり過ぎ)。まだSeesmicを勝ち組と決めるのはもちろん早いが、動画を作る人も観る人も寄って楽しいサイトだと思う。

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2007年 11月 22日 at 4:46 am
2008年 7月 25日 at 8:27 am